母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2024年5月第1週/2歳2か月

 

4月29日(月)ベビーカー利用者の暗黙のルール

午前中は近くの大きな公園へ。

自宅で昼食をとってから、夫は整体。私と娘は幼児教室の振替レッスン。

参加した子どもは3人で、我が家以外の2人はお父さんもいらしていてびっくり。

昭和の父たちはこういう光景をみたらぶったまげるんじゃないだろうか。

 

夫と秋葉原で合流し、駅前で外食してから帰宅することに。

山本太郎の演説と重なってしまい、駅前が大賑わい。

商業施設内でおいしくごはんを食べ、さあ帰ろうとエレベーターを待つも、満員で乗れない。

あいにくベビーカーである。

次に来たエレベーターには少し隙間があったので、私と娘(ベビーカー)だけ、やや強引に乗ってしまった。

ブザーは鳴らなかったので安心……だったものの、「え、乗るんですね」と言われてしまい、立場をわきまえずめちゃくちゃ頭にきてしまい、「エレベーターじゃないと乗れないので乗せてください」と言ってしまった。

1階に無事到着するも、降りていった若いカップルにじろじろと見られた(気がした)。

 

私はネガティブマインドで生きているので、別の言葉を聞き間違えてしまったのかもしれない。だとしたら申し訳なかったか……。

そして秋葉原は決してファミリー向けタウンではないので、「ラッシュの時間帯は電車を避ける」のように、連休のような、とりわけ秋葉原が賑わう日にはベビーカーで行かないというのも「暗黙のたしなみ」だったのだ。学んだ。

 

エレベーターに乗っていた僅かな時間のなかで、「この街には子連れを快く思わない人が多い可能性がある。ちょっとしたことでイラッとされて突き飛ばされたりして子どもが危ない目にあうかもしれない」という被害妄想を繰り広げた自分がいる。偏見である。

こういうことを瞬時に考えて警戒してしまう自分が嫌だ。このままではロクな婆さんにならない気がする。すでにロクなおばさんになっていないのだから、食い止めるのは難しいのかもしれない。私は令和の世に生きていていいのだろうか……マインドセットを変えるにはどうしたらいいんだろう。

 

4月30日(火)膀胱炎とカンダタ

昨日の晩ごはんがしょっぱめだったからか、夜中に娘が何度か起きてお茶を所望。

ずいぶん飲むなあとヒヤヒヤしていたらやっぱりおもらし。夜用おむつでも無理だった。

バタバタと対応しながら一時保育へ。

 

数日前から排尿時に痛みがあり、ついでに股がかゆい。

どちらも体験したことがあり、前者は膀胱炎のそれ、後者はカンジダ膣炎のそれと酷似している。

ひとまずボーコレンは飲んでみたものの改善がないので、婦人科の門を叩くことにした。

やっぱり膀胱炎だった。カンジダの検査結果は1週間後と言われたが、そのころにはもう治っているのでは? とりあえずもらった痒み止めが効いたのでいいのだけれど。

 

前回の膀胱炎は、産後ケアで入院(といってもホテル暮らしみたいな生活!ごはんおいしかった。去年ふつうに外科入院して落差にビビった)していたときに発症した。

カテーテル?刺すの痛かったな……娘まだ2か月だったな……首も座ってなかったんだもんな……。

4月は膀胱炎の季節なのかもしれない。とにかく不快でイライラしやすくなるのでトットと治したい。

 

ふとんを蹴飛ばされるいま、謎気候のいま、娘の寝間着をどうしたらいいのかわからない。

 

5月1日(水)雨天時のベビーカー移動

明け方、ふくらはぎの側面がつって治せなくて、しばらく痛みで動けず、そうこうしていたら目がさめてしまった。

ふくらはぎの側面ってなんなんだよ。こんなところつるのか。老化かなあ。

 

終日、雨の日。

娘は一時保育。

在宅勤務の夫が「代わりに送っていこうか」と言ってくれたが「でも雨だからいいよ」と返すと、「そうだね」と言うので、なんだか笑ってしまった。雨だと送りに行けないんかい。

別にイライラはせず、単純におもしろかった。

だからそのまま「雨だと行けないんかい」と言った。

夫としては、なんとなく流れでつい言ってしまったらしい。

 

ベビーカーにレインカバーをかけ、傘をさし、片手でベビーカーを押しながら15分徒歩。慣れたもんである。

私は運動神経が良くないから、晴れの日だって絶対に子乗せママチャリは危ない。

そう思って、ややゴツいけれど小回りがきいて片手でもすいすい押せるベビーカーにした。その選択は間違っていなかったと日々実感する。

子育て回数ゼロなのに、このベビーカーにしようと決意できた過去の自分を褒めたい。

 

久々に脳みそに汗をかきまくる打ち合わせで、たった1時間なのにドッと疲れた。よい刺激。

 

5月2日(木)久々に自分のために新品の服を買った

今度は太ももの前面がつった。寝るのが怖い。

 

朝は児童館の幼児クラスに参加。

娘は言葉は早いが運動神経が悪い。アメトークの運動神経悪い芸人と同じ。

「こう動きたいんだろうな」と気持ちは伝わるが、身体が追いついていない。

スキップ、できないタイプだろうな~~~~。

運動神経悪い芸人回はとりためて、誰かに笑われたと嘆く日がきたときに観せてみようか。

恥ずかしがったらもったいない。かわいいんだから。あのかわいいオッサンたちの姿を見てもらうのだ。

 

午後、夫が休みをとって娘と出かけてくれた。

1時間ほど、近所でショッピング。

いつものように子どものおやつや衛生用品などをいろいろ買い、そのついでに、同じビルに入っていたGUにふらり。

たまたま目についた長袖シャツがポリエステル感控えめなのにポリ100%だったので、まとめ買いしてしまった。アイロンをかける余裕なんてないのでありがたい。

思い返せば実に久々の「新品の服を自分のために購入するひととき」だった。

 

出産してからというもの、メルカリで、サイズがわかっている服の未使用品や使用頻度低め品を安価に購入して過ごしていた。

(服って、ひとたび人の手に渡ると、著しく値下がりする文化がある)

 

店頭で発見して、買うまでのプロセス、ちょっと楽しかった。

罪悪感もわかなかった。レギュラーの仕事が入ったからだと思う。

やはり仕事は大事だな。

 

入浴から逃げる娘、服を脱がせたら走って逃亡。

めんどくさいので追いかけずにそのまま脱衣所で自分の用事をしていたら、はだかんぼで室内用足漕ぎバイクに乗って現れた。

安心できませんよ、履いてないんだから……(爆笑した)

 

5月3日(金)弾き語りしてくれたら話を聞くよ

連休初日。

午前中は家でダラダラしてしまったので、昼は大きい公園で弁当を食べることに。

公園についていたらベンチがある憩いスペースで右翼の方が大演説中。

くそっ、これが憲法記念日か。

彼らにせよ、政治家にせよ、「魅せ方」を考えたうえであのスタイルなのよね?

 

選挙カーという宣伝スタイル、私は不得手である。ひたすらうるさい。

名前を無理やり記憶させられたら逆に嫌な印象しか残らない。

あまりうるさくせず、しかし見た目は黒川紀章の出馬時を見習うことにする。私の中では好感度が上がる。

街頭演説も、アコギ1本でお見送り芸人しんいちスタイルはどうだろう。

 

実家に帰省したら、私の父が孫のために「ちいかわのぬいぐるみを買ってきたよ」と。

初手でカニちゃんを選び抜けたセンスすごい。

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5月4日(土)サファリハット

帰省中に整体へ。その後、娘と近場の商店街で散歩。

少し電車に乗ったら眠ってしまったのでゆっくりコーヒーを飲めた。ありがたい。

ひとりでコーヒーを飲んでいる時間がいちばん好きだなあ。

無印良品で娘にサファリハットを購入。うなじの方も日除けできるのでうれしい。

昨年はろくすっぽ歩けなかったので、初めての「公園の夏」となりそうだ……。

 

ベビーカーを使い始めてからというもの、日傘は諦めている。

最初は諦めきれなくて、自転車に乗りながら傘をさせるアイデア商品をベビーカーに取り付けたこともある。

あまりにも無謀だったので、すぐにメルカリで売った。意外にすぐ売れた。

 

ダサいと思っていたアームカバーをフル活用しつつも、帽子が似合わないのが悩みである。

地味なキャップをかぶっているが、日除けになっている気がしない。

それで私も、無印で娘とおそろいのサファリハットを購入することにした。

サンドベージュ色にすると完全おそろいだったのだが、私は顔が縄文系なのもあってか、試着するとすっかりミステリーハンターだった。グレーを選ぶことにした。

日除けカバーがとんでもなくデカいのが特長で、帰宅してから改めて試着すると、養蜂家のようにも見えた。サンドベージュだったらなおのことだったろう。

www.muji.com

 

今年の夏は、何食わぬ顔でこの帽子をかぶって保育園送迎に励む所存。

 

娘、相変わらずおままごと好き。兄弟もいないので落語家よろしく、ひとり二役(ないしそれ以上)。

「いらっしゃいませー」

「ハンバーグくださーい」

「もちろんでーす!」

飲食店でオーダーして「もちろんでーす!」と言われたらたしかにおもしろいぞ、と思いながら遠目に見守った。

ちなみに、時そばもびっくりなレベルで「食べるときの音」を出すのがうまい。

 

5月5日(日)ママ友との食事会、それは社会勉強の時間である

昼は親戚の集い。娘はおおいにかわいがられ、満足したもよう。

子どもがいると、間が持っていい。

夫はジャケットのしつけ糸をつけたままであった。

 

午後は上野公園のブックフェスタへ。うっかり絵本を数冊購入。1割引で買えるのでつい調子に乗ってしまう。来年のGWも開催されるはずなので楽しみ。

 

夕方は娘を夫に託し、同い年の子を持つご近所ママと夜ごはん。

徒歩数分のところで開催できるありがたさ。

私をふくめ3人で、私以外は産休から復帰して1年が経った。

平日まいにち、決まった時間に出勤しつつ、子育てしつつという日々の大変さを改めて感じる。

確かに娘と四六時中ずっとべったりはキツいけれど、平日毎日、大半の時間を離れ離れで過ごすのはやっぱりさみしい。

どうせ離れていってしまうのだ。一緒にいてくれるいまは、一緒にいたい。

でも仕事もしたい。離れていかれたあとも、未練がましく構い続ける母にはなりたくない。私は私の生きがいを見つけたい。

 

一時保育に預けながら少し仕事もして、でも多くの時間を娘と過ごして、たまにシッターさんを呼んで息抜きして、という生活はとても私に合っている。

これができるのは、夫が日々めいっぱい働いてくれているから。

帰宅してから、夫にありがとうありがとうとやたら感謝した。

 

私は本当に、己のレゾンデートル以外に悩んでいることなどなにもないので、飲み会はほぼ聞き役になってしまった。話すことがないのもまた幸せである。

楽しかったかというとよくわからない、が、大切な社会勉強のひとときではあった。

 

それはさておき、ひたすらにたのしい飲み会、行きたいなァ。