母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年8月第2週/1歳6か月

 

8月7日(月)VIVANTが心の支え

娘を一時保育に預け、午前は仕事、午後はカウンセリング。

土日が辛くていっぱいいっぱいで、経済力のない自分がくやしくなった。

いざとなったらひとりでもやってやる! と思える経済力があると、気持ちにゆとりが出るのだろうか。

 

ラパルフェのYouTubeチャンネルでVIVANTモノマネを観て、心を落ち着ける。

自分のステテコの臭さに絶望していたり、同棲している彼女にブチ切れられたりしながら撮ったと聞くと、非常に感慨深い映像である(ラパルフェのポッドキャストで言ってた)。


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8月8日(火)1歳半になった

娘、1歳6か月になる。

つい最近まで覚えていたはずなのにすっかり忘れていて、母からのLINEで「そういえば」となった。

 

0歳児は6か月時点で「ハーフバースデー」を祝われる習慣があり(そんなの初めて知ったよ)、昨年は8月の半ばに夫とともに家族3人で、家庭支援センターのお祝い会に参加したのだった。

まだコロナ警戒期だったため、家庭ごとの対応。

保育士さんが手形足形をきれいにとって、バースデーソングを歌ってくれたなあと思い出す。

娘は産まれてからずっと「口は達者で動きは鈍い」タイプだったので、1年前といえば、やっと寝返りができるようになったくらいだったと思う。

でも当時、6ヶ月という節目の感慨深さもあいまってか「赤ちゃんというよりはすっかり”子ども”だなあ」と感じた覚えがある。

いま思えば、6ヶ月なんて全然赤ちゃんだよな。

 

今日は知育教室の日でもある。

行くたびに、私は母として娘に「行わなければならない」サポートがたくさんあるのだ、と思い知らされる気がする。

己の老体に鞭打つのが辛くて、先生たちがアドバイスをくれるようには動けない。

ましてや正午から開始という、1歳児のお昼寝タイム泣かせな時間もあって、通うのが憂鬱になりつつあった。

前日には事務局に電話し、休会・退会の手続き方法を確認してしまったくらいだ。

フィットネスジムとは異なり非常に良心的な手続きスケジュールだったので、辞めるかどうかはもう少し悩んでみようという結論に至っている。

それにしたって、ジム系は辞める2か月前くらいに申請しなきゃいけないのひどいよな。スタンド使いでもないのに、2か月先のことなんて見通せるわけがない。

 

私は半ば辞める気でいたため、この教室の主宰者が書いた本を読み、辞めるまえに教わっておきたいことを手帳にリストアップしておいた。

それをふまえ、先生に「本を読んだ上で、こんなことを教えてほしいと思った」と伝えたところ、1時間のなかで丁寧に教えてくださってうれしかった。

結果とてもよい時間になり、いつものように疲れたものの、収穫の大きいレッスンだった。辞めるかどうかは、やっぱりもう少し悩んでみよう。

 

帰りに、お絵かきがマイブームの娘に、3COINSで「タカラのニューせんせい」もどきを購入。1歳半祝い、くれてやるぜ。1,000円だった。大ふんぱつよ。

「ケンちゃんラーメン新発売」と「タカラのニューせんせい」は何十年経っても「NEW」を貫くんだろうと信じてやまなかった幼少期。

志村さんは旅立ってしまったし、タカラという会社はもうない。そして私には娘がいる。諸行無常である。

 

ボーネルンドの公式LINEからも「1歳6ヶ月おめでとう」という主旨のメッセージが届いた。

てっきり記念の割引クーポンでもついているのかと思いきや、1歳半の子どもにおすすめのおもちゃ(定価)のショップページリンクに飛ばされるだけ。

それで「あらこんなオモチャがあるのね、購入ポチ」ってなる人がいるのかね~。

 

8月9日(水)「2人目は?」

娘、一時保育に。

夫も出社するというので昼ごはんは好きなものでも食べに行こうかなと思いきや、豪雨。

スーパーで特売だった刺身を皿に盛り、勤勉な者たちに申し訳ない気持ちを抱えながらビールを開け、ドキュメント72時間を観ながら昼休憩とした。

その間に、カーテンをすべて洗濯。

洗濯自体はマシンがやる。私はドキュメント72時間(立石の呑んべ横丁の回)を観て待てばよい。

取り付け、取り外しは子どもがいるとできないので、非常に有意義な昼休みとなった。

 

あーあ、子育ての悩みを聞かずに済む、たのしい飲み会に行きたい。

悩んだところで、なるようにしかならないのよ。……と思えるのは、超健康優良児を育てられる幸運に恵まれているからなのだろう。

でももう、発達の悩みについて聞くのは疲れた。

私に何が言えるわけでもなし、いたわるほどの心身の余裕なし。

吐き出したいのはわかるけれど、受け止めるプロのところに行ってくれないか。

(申し訳ないが、距離を置かせてもらっている)

 

夕方、迎えに行くタイミングで雨がやんでうれしい。ただ、蒸し暑い。暑すぎる。

保育園に着くと、3~4歳とおぼしき男の子が「娘ちゃんのお母さんだ」と私を呼ぶではないか。

先生によると、ずいぶん一緒に遊んでくれたらしい。

「遊んでくれてありがとうね」と声をかけると、はにかみながら「ばいばい」と言って娘とハイタッチしてくれた。娘も慣れたもの。

 

お世話になっている保育園では、一時保育の児童は年齢を問わずおなじクラスにまとめられ、毎日通っているお子さんたちとは別行動となる。

私にとっては、レギュラー園児さんたちに無理やり混ぜられるよりもありがたい。

今日のような光景を拝めたことは大変に幸せだった。

 

体力的にも、経済的にも、私に2人目の出産は難しい。

令和の世で「きょうだいがいないと、かわいそう」などという面白くない冗談を言う人はいないのだろうが、たまに後ろめたさを感じることがある。

保育園で年齢の異なるお子さんたちと触れ合ってもらうことで、なにかが補えたらいいな。

 

私自身には弟がいるが、特に仲も良くなく、悪くもない。いまだに他人のような感覚がある。

きょうだいがいれば幸せだとか、寂しくないだとか、そんなのは思い込みに過ぎないのだと実感をもって理解している。

 

帰宅後、娘も食べられるようにと夏野菜のポトフを(ホットクックが)作っておいたので夕食に出す。

大抵の野菜は吐き出された。しめじだけ食べてくれた。ケツからその形のままで出てくるんだよな……。

このようにハンスト(?)が行われた場合、代わりの食べ物は出さない派です。お腹が空いたら自分のせいよ。

成長曲線はいつも平均ど真ん中なので、食べるときと食べないとき、本人がバランスとってやっているんでしょう。

こんなことでいちいち悩むとやっていられない。

 

8月10日(木)1歳半の子どもにカット代2,000円は必要経費

朝10時という半端な時間に娘の美容院の予約を入れており、午前中は支援センターのひろばに遊びに行くことが難しかった。

 

とはいえ娘の体力を消耗させなければ昼寝にたどり着けないため、公園で遊ばせることに。

私は屋外アクティビティが苦手だ。したがって公園遊びなんてのは大サービスである。

 

決死の思いでブランコやら歩行練習やらに励んだのち、美容院に連れて行く。

娘は私の手に負えない癖毛の持ち主だが、毎回とてもかわいく切ってもらえるのでうれしい。

通い始めるまでは「赤ちゃんのカットに2,000円もかけるのは勿体ないかなあ」と思っていたが、失敗したヘアスタイルを毎日眺めるのは精神衛生上、よろしくない。

かわいいなあと思いながら毎日過ごせるなら、2,000円は必要経費である。

 

カットは20分ほどで終了してしまったため、昼ごはんにはまだ早い。再度公園へ。

容赦なく地べたを這うので憂鬱。

しかしこれで昼寝してくれるだろうと期待して帰宅した。

 

汚れた手足を洗い、昼食を食べさせて、寝かしつけ。

寝ないじゃん(神奈川県出身)。

かたや私は不得手な屋外のもろもろにやられ、すぐにでも眠ってしまいたかった。

子育てなどうまくいかないことの連続だが、自分の体力が失われているときの「うまくいかない」は心底きつい。

子どもを感情のままに怒ると、自己肯定感を育めないと聞く。しょっちゅう聞く。共感する。わかる。

それでも感情のまま怒ってしまった。私の自己肯定感が下がる。でも怒らずにいられなかった。

しんどすぎて正気を保てない、というか、地面に垂直になれない。

 

抱っこ紐に入れてうろうろしてみるも、娘、元気いっぱい。

諦めて、午後遊ばせようと思っていた支援センターに移動することにした。移動中に寝るだろう。

でもベビーカーだと昼寝は30分ほど。昼寝=私の休憩時間、と捉えると、ものたりない。ゆっくり食事というのも難しい。

寝かせてみたら1時間寝るかもしれないのだけど、過去実績をもとに憂鬱になってしまい、外出するまでひたすらに憎まれ口をたたきながら準備した。

そう、外出するのだって、スマホひとつあればいいというわけにいかない。

「いい加減にしてよ」「休ませてよ」「寝なさいよ」「あんなに遊んであげたじゃない」。

どれもクソそのものの言葉で、娘にかけてはならない言葉なのに、半泣きになりながら言い続けてしまった。

 

私は我慢レベルがかなり低いのでサンプルとして微妙だろうけれど、私のリアルな日々はこんな感じだ。

娘には自己受容力の高い人になってほしい。ダメな自分も好きであってほしい。

だからごめん、こんなダメな私も「こういう日もある。申し訳ない。あなたのことは大好きで、あなたはこの世の宝であることは変わらないから」ということで済まさせてください。

 

体力が減るとこうなりやすいのは把握しているので、少しでも体力温存できる道を探そう。

整体、ケチっちゃダメだな……でも高いんだよ……

 

娘は寝かしつけのタイミングで(ただでさえいつも喋っているのに)猛烈に饒舌になる。

覚えた言葉が一気に増えてびっくり。

とても大変だけれど、とてもかわいい。

 

8月11日(金)祝日うれしくない

山の日、祝日。

自治体が運営している、子どもを遊ばせられる施設がことごとく休みなので困る。

こちらとしては何もめでたくない気分。

 

朝からとにかく身体がつらく、今日のことを全然覚えていない。

とりあえず、くら寿司で食べたマグロの竜田揚げ(150円)がとてもおいしかった。

 

やっとお盆休み中の夫のスケジュールが判明し、割と休めることがわかったので、誰か飲みに付き合ってくれないかなとFacebookに投稿。

幼馴染が会ってくれることになり、うれしい。

本当はひとりでフラッと飲みに行ける馴染みのお店を見つけたいのだけど、そんなにお金も使えないし……となると鳥貴族やら晩杯屋になってしまう。

 

独身時代、毎週訪れる老舗喫茶があった。

決して高いコーヒーではないが、それでも500円。

PCが開けるわけでもないし、いまの私にはちょっと予算オーバー。

いまやすっかり「パートリーダーのおばちゃんがバイトに対して感じ悪いので絶対に働きたくないなと思わされるドトール」の常連になってしまった。それだって贅沢だから週1よ。

それが「いまの生活」なのだ。不変のものなどない。またゆとりが生まれるその日までさらばだ、500円コーヒーよ。

 

8月12日(土)心スッキリだ

整体を受け、最低限の体力が回復。

イライラせずに子どもと付き合うには、自らの身が老体であることをもっと自覚する必要があると思った。

 

実家に帰る。

PC一式を持ち歩くのは大変だし、実家に帰ると言っても娘の相手を丸投げするわけにいかないので、帰省=コンテンツ消費タイムと割り切っている。

 

今回はシン・仮面ライダーを消化。

私は割と好きだった。浜辺美波かわいい。長澤まさみかわいい。柄本佑かわいい。

一文字隼人に出会えただけでも観てよかった。心スッキリだ。

 

夕方は親に娘を託し、幼馴染とワインビストロ的なお店へ。

ベビーカー付きでは絶対に入れないお店、うれしい。

子どもなしでなんでも話せて本当にたのしかった。

子連れで会うと会話の半分かそれ以上を子どもに持っていかれるので、心ガッカリだ。

 

明日はドライブマイカーでも観よう。村上春樹原作だからエロシーンばっかりなのかな。スマホで観よう。

 

明日はVIVANTの日だ!!!

 

8月13日(日)VIVANTが心の支え(再)

実家近くの子育てひろばで子どもを遊ばせる。

持ち帰り自由と書かれた古着がいろいろ。手に取った服が「これタダでいいの!?」レベルだったのでうれしい。

 

娘の昼寝中に「ドライブ・マイ・カー」観る。スマホで観てよかった。

 

ぼーっとしていたら1日が終わってしまった。

VIVANTおもしろかった。チンギス~