- 9月4日(月)義実家帰省にご褒美デーが追加された
- 9月5日(火)1歳半健診に持参必須の紙を忘れ、器の小ささが露呈
- 9月6日(水)スーパーで子どもに悪態をつきながら買い物をする母親
- 9月7日(木)2人目、私はやっぱり無理です
- 9月8日(金)台風、娘との自宅籠城でおかしくなりそう
- 9月9日(土)私はいつも私のことばっかり
- 9月10日(日)VIVANTが生きがい
9月4日(月)義実家帰省にご褒美デーが追加された
娘は一時保育に。
私は打ち合わせなど。
2件のオンライン打ち合わせ、「相手に15分くらいしか時間がない」というのと、「時間になっても相手が現れない」を体験。
昭和ババアなので「なんだかなあ」と阿藤快してしまうのだけど、なにか実被害があったわけではなし、「まあ、そういう日だったんだな」と軽く流せるようになりたい。たぶんそのほうが生きやすい。
昼は100g 98円の頭付き甘エビをむしってたべた。殻もほぼ食べてしまった。子どもがいたらゆっくりエビも食えねえ。
エビは食べられるのに、姿そのままのコオロギは食べられそうにない。その差はなんなのだろう。
先週末に決定した「義実家帰省」問題。
4泊5日という長さに不安がる私を見かねてか、まさかの夫からの「1泊はホテル泊にしよう」発言。「でも3万かかるよ」とのこと。なんかごめんな。
でもまさかそんな提案をしてもらえるとは思っていなかったので、「でもあと3泊は……」という気持ちは「1泊は贅沢してやるんだ!」の気持ちで覆い隠そう。
それでないと人生が苦痛である。
ホットクックを4泊5日でレンタルしてくれる業者を探してみたが、短期レンタルでも2週間程度だったので、やはり自宅から輸送するよりほかなさそう。
娘が寝る前に盛大にうんち。夜用おむつに変えた途端にいきみ出し、寝室が香る。
こんな日も、実は数えるほどしかないんだろう。
お産かと思うようなバトルだったようす。一部始終を撮影してしまった。
気軽に動画が撮れる時代の子育ては幸せだ。明日見返そう。
9月5日(火)1歳半健診に持参必須の紙を忘れ、器の小ささが露呈
遅ればせながらの1歳半検診の日。
住んでいる自治体では、保健所で一本化してくれず、医療機関と保健所の両方に行かねばならないことになっている。
本日は病院の方。
予防接種も並行して行われており、とにかく紙がいろいろある。面倒くさい。
よりによって、せっかく気温が落ち着き気味だったのに本日は久々に猛暑。
雨よりはいいか……と思いながらいざ受診、というタイミングで書類不足を指摘される。
保健所のほうに持っていくものと思っていた書類が、実は病院のほうで必要だったのだ。
かかりつけ医から自宅までは片道15~20分くらいある。
すぐに診察しなければならないので戻る時間はないとのこと。
人気院なので別日に改めてということもできない。
紙がなければ検査は絶対にできないことになっている。
結果、
・記入欄がめちゃくちゃたくさんある紙(コピー)に、その場で急いで記入
・一時払い金で5500円を払う
・紙は複写式で原本がないとだめなので再度持ってこないとダメ
ということで、検査をしてもらえることになった。
しかし暑い中のベビーカーを押しての旅路、「これをもう1往復しなければならんのか……」という絶望感でいっぱいで、頭が真っ白になっていた。
受付の方に独り言混じりに、「どうにかならないんでしょうか! いや、私がいけないんですけどね! あーもうどうしよう!」などと、イライラした物言いをしてしまった私。
途中でハッと我に返って、平謝りである。
帰りもひたすらに「お騒がせして、取り乱して、本当にすみませんでした」と謝りまくり。
全体的に「やべえ奴」になってしまったことを後悔した。
頭が真っ白になると、踏みとどまれない。
これが私のダメなところだと思う。
極論かもしれないが、「カッとなってやった」族を笑えない性分を持っているのだと自覚した方がいい。
今日はキャップをかぶっていたので、いっそのこと前後ろ逆にかぶり「どうも、取り乱しました」くらいのことを言えるくらいの余裕がほしい(ダチョウ倶楽部)。
でもテンパる性分はそうそう直るものではないと思う。
ピョン吉だと思ってうまく付き合っていくしかない。
このままでは娘に申し訳ない。
健診結果としては、元気そのものだった。
歩かないことについては様子見でOKとのこと。
帰宅したら5歩くらいは歩いていた。
夫が出社してくれたので、夜ごはんは帰宅途中にあるスーパーの弁当で済ます。とても楽だ。
9月6日(水)スーパーで子どもに悪態をつきながら買い物をする母親
娘を一時保育に預けた足で、昨日の病院へ。
書類を渡しつつ、昨日はほんとうにごめんの旨を伝える。
受付の方はほほえみながら「気にしないでください! 原本をすぐに持ってきてくださってありがとうございます」と言ってくれた。
相手の本心はわからないが、私はマスク越しでもわかる笑顔と言葉にずいぶんと癒やされた。私には病院の受付の仕事はできないな。尊敬。
出かけついでにスーパーで夜ごはんの食材を買う。
抱っこ紐で子どもを抱えながら、買い物かごを提げたお母さんとすれ違った。
「ああもう、うるさいなあ! わかったよ、帰る、帰るってば!」
抱えている赤ちゃんに伝わるはずもないのでほぼ独り言なのだが、そんなことを口走っていた。
それは完全に、私の姿でもあった。
私のような人がいるのか、とびっくりした。
娘もスーパーに行くとやたらと、ぐずる。
最近は「何があっても絶対に購入するもの」をひとつ持たせることで落ち着くようになったが、もう少し小さいころは買い出しのたびに気持ちがやられた。
言っても仕方ないのに、ベビーカーのなかにいる娘に悪態をついてしまう。
例の「うるさいなあ、わかったよ、帰るってば」なんて、しょっちゅう口に出してしまっていたのである。
言ったところでなにもならないのだけど、言わずにいられなかった。
周りのお母さんはみんな、子どもがわめこうがなんだろうが落ち着いて淡々と、かつ素早く、買い物なりなんなり、用事を済ませていた。
私はなんて幼いんだろうと恥ずかしくなり、こんな女が母親であることを申し訳なく思った。
いまだにそんなことがちょこちょこある。昨日の病院だってそうだ。
子どもに悪態をつきながら一生懸命買い物をしているそのお母さんを抱きしめたくなったけれど、通報されてはいけないので、ただ見守った。
私たちは幼い大人だ。
白い目を向けられることはたくさんある。
嫌われることだっていっぱいあるだろう。
でも一生懸命に生きているんだよネ……!(抱きしめたい気持ち再燃)
帰宅後、作業いろいろ。
ベビーシッターさんの手配がつかず苦労する。
昼はひさびさにひとりで外食。
近所の店に入ったら常連さんからの貰い物だというおやつもくれた。こういうのうれしい。シュガーバターの木。
娘は今日も保育園で元気に楽しそうに過ごしてくれた。ありがたい。
9月7日(木)2人目、私はやっぱり無理です
娘、早起き。5時。
夏休みが終わり、児童館の幼児タイムが再開するので参加予定だったが、開始時間の10時半まで間が持たない。
家にいると後追いもあり、何事もままならないのである。
「泣かせておけばいいのよ」という意見もあろうが、私にとっては子どもの泣き声が非常に不快で、その選択肢はない。
そこで早く出発し、公園でひと遊びさせてから児童館に行くことに。
やっと数歩歩けるようになったとはいえ、基本的には膝立ち、膝歩きをする。
できればブランコのみで終わらせたいが、そんなのは親の都合であり、娘は動き回ってみたくてたまらない。
服が汚れたところで洗えばいいじゃないか、なんてのはわかっている。着替えも持ってきている。
子どもの情操教育のためにも、砂利の上だろうがなんだろうが、自由に動き回らせたほうがいいのだ……と言い聞かせて放牧すると、それはもう、膝立ち膝歩きでズボンがまたたく間に真っ黒に。
このあと児童館に行くのに……。
いや、児童館の前に公園に連れてきたのは私なんだから、責めるべきは自分であって子ではなくて……。
子育てっていつも自分が悪者になる。いい気分ではない。
最近、またしても「2人目」を考えさせられる機会があったが、私にはやはり無理だと悟る。
金銭面はもちろんだが、私の心身が子育て仕様にならない。
仕方ないとどれだけ言い聞かせても、子どもの服が汚れていくのを見ているのは、私の精神衛生上よろしくない。つくづくダメ親だな~
その後なんやかんやで児童館に行き、思いきり遊んでもらった。
早朝から起きているし、遊ばせているし、移動中にすぐ寝るのではないかと思い、あえて帰宅せず、午後遊ばせるつもりの支援センターの近くまでベビーカーで行ってみることにした。
中間地点にドトールがあるので、私は娘の昼寝中に休憩すればよい。
ところが体力がついているようで、寝たのは歩きはじめてから20分後。
件のドトールはとうに通り過ぎてしまっており、支援センター界隈は住宅地なので立ち寄れる店がない。店があったとしても、ベビーカーでは入れない。
うろうろしたあげく、広そうなうどん屋さんへ。
せめてゆっくり昼ごはんをたべようと思って食べ始めたところで娘起床。眠り始めてから25分。
大変悔しかったし私の疲れがまったく癒えていないのだが、いいデータは取れた。
「1歳半時点の娘は、横にならないと1時間超クラスの昼寝ができない」
かなり動いて、疲れて、この結果なので、断言してよいだろう。
しかし外出中に横になれる場所などほぼないので……悩ましいねえ。都度都度帰宅するのは大変だ。
うどんを少し食べさせることで昼食完了とし、早々と支援センターへ。
2時間ほど遊ばせて帰宅……のはずだったのだが、大人と喋らないとおかしくなりそうだったので、近所にあるマダムのたまり場(地元の喫茶店)に寄り道。
人生の超・先輩方が集っており、娘をかまってくれる。
自宅でマンツーマンで過ごしているとつい「うるさいなあ」とか言ってしまうのだけれど、「かわいいねえ」「おりこうねえ」なんて声をかけてもらえると、自己肯定感的なものも少し満たされる。
少なくとも、マンツーマンでいるときより娘に優しくなれる。
隣席のマダムは、韓国ドラマの『イ・サン』を観ていて就寝時間が2時になるとのこと。
Amazonかなにかで観ているんですか、と問うと「デブイデーよ」。
本当に一瞬、カンマ1秒くらい、「え、デブ?」と思ったけれど、ただの古風な言い回し(?)なだけだった。DVDね。
25分しか昼寝をしなかった娘は結局いつもどおりの時間に寝た。早寝するかと期待したのに。
しばらくは、外出時は一度帰宅して、横にして昼寝させないとだめだな。
9月8日(金)台風、娘との自宅籠城でおかしくなりそう
台風の日。外出できない。
それでも娘は5時台に起きるので、狭い自宅のなかで遊びに付き合うことになる。
絵本を読んでとせがまれるし、絵を描きたがったかと思えばもう終わりでいい、ワンワンとコッシーを観たい。
観せているあいだに家事でも……と思っていると、いつの間にか隣にいる。
そして娘は絶え間なくずっと喋っている。かわいいけれど聴き飽きた、というか朝からノンストップなので耳が疲れた。応じる元気もない。
めちゃくちゃにかわいいはずなのに、自宅籠城の日はひたすらに心身が削られていく。
娘のすべてを、余すことなく自分で受け止めなければならないからだと思う。
児童館なりに外出していれば誰かが微笑んでくれたり、声をかけてくれたりして、分散される感覚がある。
視線を送ってくれるだけで「すべて私が受けとめる」のとは違う気がするのだ。
狭小住宅のなかでのマンツーマンはきつい。
逃げられないという不安、焦り、息苦しさ。かわいいはずなのに。
ちょっとしたことで叩いてしまいそうになるし、つい「うるさいッ!」と言ってしまう自分が嫌になって、少しでも離れる時間を設けようと、子どもの安全を確保したうえで寝室にひとりでこもってみた。
ワーと叫び、枕を殴り、Facebookに愚痴り、それでも得体のしれない焦燥感はおさまらない。
必死に昼食を取らせ、昼寝させたところでやっとホッとした。
しばらくぶりに呼吸ができたような感覚。
さらに午後には、雨がおさまった時間に少しベビーシッターさんに来てもらえることになった。
それでずいぶん落ち着いたのだけれど、結局終日、ちょっとしたことでイライラしてしまった。
娘のことは大好きだ。
でもどれだけ一緒に遊べているだろう?
自宅でマンツーマンで過ごすのは辛くて、いつも児童館。公園だと日焼けするし。
こんなことでいいんだろうか……。
9月9日(土)私はいつも私のことばっかり
昨日、娘は1歳7ヶ月になったんだった。
自宅でのマンツーマン対応がつらくて、すっかり忘れていた。
とてもかわいいと思っているのは本当なのだけど、娘以上に自分がかわいくてたまらないのかもしれない。
私はいつも私のことばっかりだ。
午前中は雨が降ったので結局また自宅遊び。
午後は実家に帰省した。
少し娘と離れさせてもらい、昔からあるのに行ったことがなかった老舗喫茶に行ってみた。
老夫婦が営んでおり、レトロな内装なのにWi-Fiが飛んでいてよい。
コーヒーをお願いすると「よかったら好きなカップを選んでください」とのこと。
日本酒などもお猪口を選ばせてくれるお店があるが、私はうつわへの造詣が浅い。
たいてい、いちばん手前のものを選ぶのだが、それはやっぱりワクワク感が乏しい。
今度「私にはどの器が合うと思いますか?」ってウザ質問してみようかな。
他人から自分はどう見えるのかを知るのは、下手な診断系コンテンツや占いよりも「これからどう過ごすか」を考えるきっかけになりそうだ。
小一時間ほど、てぃ先生の本を読んで実家に帰った。
てぃ先生の本よんでる。
— やまま(娘は1歳7か月) (@yamama48) September 9, 2023
いろいろ育児本を斜め読みしているけど、てぃ先生の語り口がいちばん好きかなー
親をたしなめたり注意したりしないことも含め、すべてがポジティブなのがよい。
ポジティブといっても、正しくは「ネガティブではない」というかんじ。過度な前向きさではない。
てぃ先生、声が高いところも好きです。
9月10日(日)VIVANTが生きがい
実家。
娘を見てもらっているあいだに、やっとNetflixのワンピース1話を鑑賞。
コビーがコビー過ぎるのと、シャンクスが理想のシャンクスであった。
個人的にはとても好き。カウボーイビバップみたいに打ち切られないことを祈る。
午後は近所の児童館(日曜もやってくれているのはとてもポイント高い)に連れて行って2時間ほど遊ばせる。
子どもと遊ぶのが得意ではないのにがんばったのは、19時からVIVANTの特番があり、その後VIVANT9話が放送されるからである。これはリアタイしたい。早寝させたい。
こういうとき娘は本当に親孝行で、19時前に寝てくれた。
何の心配もせずにVIVANT三昧なひとときを過ごせて幸せ。
否、「超しあわせ! 超しあわせ!」。
あと1話で終わったら、その後私はなにを楽しみに生きればいいんだろうか。
無駄に堺雅人の過去作品でも観るかなあ……。
真田丸観れば、仲良しの堺さん迫田さんが拝めるんだもんなあ……歴史興味無いけど……。