母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年8月第3週/1歳6か月

 

8月14日(月)実家から自宅へ

実家から自宅に戻る。

夫、夏休み中のため娘の相手および入浴や夕食といった夕方対応を果たしてくれた。

私は友人と食事へ。

 

楽しかった、おいしかった、けれど虚しい。

明日からはまた子どもの相手と家事の日々なんだと思うと、さみしい。

 

いろいろと覚えていない日。

かなりバテている実感があったので、調子に乗ってにんにくを食べまくった。

寝室テロを起こしてしまったのは言うまでもない。

 

8月15日(火)ママ向けボランティアに登録

寝室テロ後の朝。

自分の匂いは自分では本当にわからないので怖い。ラーメンにニンニクマシマシにする人たちはこんな気持ちだったのか。

しかしニンニク大量摂取の甲斐むなしく、まったく元気が出ない。心身が疲れ果てている。

 

午前中は「ママボラン」という、育休中の方に向けてスキルアップやリスキリングを目的に行うボランティアを紹介するサービスのオンライン説明会に参加。

私はフリーランスでありながら、自分にどういう仕事ができるのかさっぱりわからず、報酬をいただくことに引け目やプレッシャーを感じてしまうため、「ボランティア」という選択肢はありがたい。

報酬としてキャリアコンサルティングをしてもらえるとのこと。

 

午後は友人と会う予定があったが、自分の体調を温存するべくキャンセル依頼。お盆ウィークはまだまだ終わらないのだから。

快く応じていただき感謝ばかりだ。

 

8月16日(水)子連れランチって、何食べて喋ったんだか記憶ないのにお金は確実に消えている

朝は子どもと支援センターへ。

昼は支援センターで知り合った親子とともに外食ランチ。

 

もう少し小さいころは友人親子との外食もしていたのだけれど、最近はとにかくよく動くし好奇心も旺盛なので、かなり神経を張らないといけない。

かつ、ママさんとの会話も楽しみたい。

そんな状況で食べるごはんは味がしない。

おいしいものが目の前にあるのに食べることに集中できないから、接待やらランチミーティングやらは大嫌いだった。

あのときの感覚に近いものがあるな……と思いながら、やはり何を食べたのかよくわからないまま解散となった。

 

外食ランチの嫌なところといえば、娘の昼寝時間が30分程度で終わってしまうことも挙げられる。

店を出てからのベビーカー移動中に眠ってしまうのだが、帰宅すると同時に目覚めること多々で、その日は「私の休憩時間、なし」となる。これがキツイ。

大人だって飛行機や新幹線の移動中に2時間まるまる眠るのは難しいのだから、ベビーカーですぐ目覚めるのは至極あたりまえである。

かわいそうなことしているのはこっちなのだけれど、目覚めた瞬間に「もっと寝てくれよ!!」と全力舌打ち気分になってしまうダメ親!私!

 

そんなわけで目覚めてしまったので午後のお出かけに出発。

途中で私の体力がついえて、マクドナルドでアイスコーヒーを飲んだ。

その間も動画を観せたりしながら娘の機嫌を取る。マルチタスク。

 

午後のお出かけタイムの半ばから私のメンタルが壊れはじめた。帰宅後は全壊。夫と喧嘩に至る。

イライラの勢いのまま、悩みまくっていた「子どものハイチェア」をメルカリで購入。

2万超。

私は稼いでいないのに。主婦なのに。2万超。ポチっとな。

 

とにかくひとりになりたくて、夕方からの育児家事タスクが辛すぎて、泣いたり、夫に悪態をついたりした。

娘は相変わらず食事が苦手で、バナナをリクエストしてきたくせに、いざ剥いて切って盛って提供したらひとくちも食べない。そして握りつぶす。

またしても、いい加減にしてよ!と怒鳴ってしまう。睨みつけてしまう。手を叩いてしまう。

寝かしつけながら謝った。何回目だろう。

 

夫の料理を作る気になれず、私はプロテインバーで済ます。

だってさ、料理ってさ、やって、食ったら、始末をしなきゃあならないのよ。

食器ってさ、洗ったら、拭くか乾かすかして、しまわなきゃあならないのよ。

ひとつひとつの小さな工程が全部しんどくて、放棄した。

 

今日得た教訓がある。

 

1)親子交流ランチは、しばらくしない
(おいしく感じられない外食は、食いしん坊にとってかなりストレス)

 

2)娘の昼寝は自宅で
(娘がゆっくり昼寝できる=私も心身を回復できる)

 

そして私はマクドナルドに落とし物をしていたのだった。

取りに行くの面倒くさいけれど、無事に届いてしまう日本、すごい。ありがとう。

 

8月17日(木)ババアの子育ては体力第一

娘、一時保育の日。

前日から引き続き、夫とやや喧嘩。たぶん私が100%悪い。

なぜって、めんどうくさい人間なの丸出しだから書くのが恥ずかしいのだけれど、「生きていく楽しみなんてひとつもない」というモードに陥っていたからだ。

 

とりあえず午前中は掃除をしつつ、例の「ママボラン」のエントリーシートを作成・提出。

昼食をゆっくり食べて、さあ午後もがんばろうというところだったが、どうにもこうにもマイナス思考が止まらない。

 

とても仕事ができるメンタルではなかったので、潔く昼寝をとることに。

きちんと布団を敷いて横になった。気づけば1時間半くらい眠っていた。

ド底辺にあったメンタルはほんの少し回復しており、なんとか、メール返信などの雑務は完了。野菜の重ね煮のセットも完了。

 

それで、いまさらながら本気で実感した。

【体力がなくなる】→【精神力がなくなる】→【家族に攻撃的になる & 自らの無価値感でどうしようもなくなる】

の連鎖が起きるということ。

体力と精神力の関係はニワトリ・タマゴの如しと言う人もいるだろうが、私は「体力ダウン」がトリガーになっていると確信した。

 

体力第一で過ごしてみる。

 

8月18日(金)「感謝しなきゃ」と「やって当然だろ」の振り子ハート

夫も丸一日休めることになったため、自宅から40分ほどの屋内レジャー施設へ。

10時に入場し、フリーパスで15時まで遊んだ。

親子3人で2,400円。

それでも普段は自治体が運営する支援センター等で「無料」で遊んでいるのだから、我が家では贅沢な過ごし方である。

 

テーマパークの王・ディズニーランドに入国するには1人1万円以上かかるというではないか。

娘は楽器が大好きで、シャレで「藝大行きたいなんて言われたらどうしよう、金ないや、ハハ」くらいのことを言ってしまうのだけれど、「ディズニー好きになってしまったらどうしよう」という不安はシャレでは済まない。

入国するだけで1万円札が飛んでいく夢の国、チュロスを食らえば「キマる」のもわかる。

 

帰りに焼き鳥屋で夜ごはんを調達し、自宅に一度荷物を置いて、私は美容院へ。

娘のお風呂、夕飯対応は夫が進めてくれた。

「感謝しなければ」と「そのくらいやって当然だろ」という両極端の感情で揺れる。

不毛だからやめたいのに~~~。

 

8月19日(土)「ま、いいか」が苦手

午前中は夫の定期メンテナンスデイ(整体)のため、家庭支援センターで娘と遊ぶ。

そのまま施設内のランチルームで昼食をとらせ、夫にバトンタッチ。

ベビーカーに乗せればすぐに昼寝し、30分くらいは泣きわめくことなく静かに過ごせるはず……と思っていたのだが、夫には「昼寝させるならベビーカーではなくどこかに横にさせたい」という強い想いがあったようで、ひと悶着あった。

 

些細なことがうまく共有できず、わかってあげられず、わかってもらえず、上手に具体的な依頼ができず、そのうえ「ま、いいか」と流せず、出産以来ずっとつらい。

夫は「ま、いいか」が上手だが、私があまりにもイライラとメソメソに振り回されるので、さすがにお手上げのようす。

申し訳無さとイライラという、これまた両極端な感情が同時につのる。おかしくなりそうだ。

他力に頼りたい。誰かに助けてほしい。でも自分でどうにかするしかない。おとななのだから。

 

娘を夫に託したのち、私は落とし物をピックアップしに某駅へ。

せっかくなので、その近くに住んでいるお友だちに連絡。

時間を作ってくれることになり、駅前のフレッシュネスバーガーでアサヒビールを飲んだ。

小瓶が190円なのだ。どうかしている。

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自由にできるお金が少ないくせに大食らいな身にとって、フレッシュネスは「おいしいんだろうけど、高いしお腹が膨れない」という理由で敬遠対象だったが、初めて心を開けた気がする。

店員さんはやさしかった。これがフレッシュネス。

隣の席のムッシュもまたビールを嗜んでいた。片手に競馬新聞。これもフレッシュネス。

 

同じ年頃の子どもがいる者同士、半年ぶりに会って話せて楽しかった。

子どもに芽生えた「自我」と戦い、ボロボロになっているのは私だけではない。

お互いに長く家をあけられないので、2時間足らずで解散。すぐに帰宅。

 

友だちと会えたのは本当にうれしかったが、ここまでやると欲が出るもので、「せっかくならひとりでゆっくり買い物もしたかった」「ひとりでゆっくり喫茶店にも行きたかった」などと思ってしまう。

夫に託していた時間は3時間半くらいだろうか。

そう考えるとありがたく思うけれど、全然足りないという欲求不満感情もある。

 

「少しはゆっくりできた?」と問われ、なんだかムッとしてしまった。

どうして「ゆっくりできたよ、ありがとう」と言えなかったんだろう。

本当は物足りなさがあったとしても、そうやって答えたら夫だって喜んでくれるだろうに。

「は? ゆっくりできるわけないじゃん」という対応はいちばんの悪手である。でもそればかり選んでしまう。情けない。

 

8月20日(日)お盆ウィーク最終日、娘発熱

昨晩から私がイライラプリプリしている。

月曜から夫はかなり多忙になるらしい。

 

スケジュールを共有してもらいながら「夫は、お盆ウィーク最終日くらいは娘に振り回されず、自分の時間を過ごしたいのではないかな」と感じてしまった。

こんなのは私の勝手な憶測、思い込みなのだが、そう見えてしまったら最後である。

 

彼に自由な時間を提供できなければ、自分はダメ人間……と思ってしまう。

かといって、それならば!と自由時間を提供できるほど、自己犠牲・滅私奉公精神は強くない。

恩着せがましく、渋々、フリータイムを提供することになる。

そうすれば夫だって不快になるだろう。

夫婦仲は再び険悪になり、最悪の週末になる。

 

それで急遽、実家に日帰りで帰ることにした。

短くない移動時間を費やしてでも、そのほうが家族が円満でいられると思った。

出産当初はまだまだコロナ禍!という雰囲気もあり、実家には極力頼るまいと思っていたのだけれど、使えるリソースは使わなきゃ勿体ないと思うようになった。

 

暑い中の移動で疲れたはずなのに、自宅と近隣の遊び場所で過ごすよりも心身がラクでびっくり。

 

なにせ「体力第一」。

夫は夫で、好きなことができたようす。

両親もよろこんでくれたので三方良しとなった。よかった。

 

しかしそうは問屋が卸さないというかなんというか、娘が暑さのせいか突然の発熱。

機嫌はよいので早めに帰宅し、すぐに風呂夕飯済ませて就寝準備へ。

 

地味な難敵は「歯磨き」である。

これまで「♪はみがきじょうずかな」をかけたり、歯磨き絵本を読んだり、歯磨きの様子をイメトレできそうな動画を流したりしていたが、これというものが定まらず。

動画は「虫歯菌を擬人化して討伐するタイプ」と「楽しくアクティブに動き回りながら歯磨きをするタイプ」にわかれる印象がある。

前者は1歳児が想いを馳せるまでに何ステップか必要なので難しく、後者は真似されると困るという矛盾が起こるので厳しい。

しまじろうさんの動画によさそうなものがあったのだが、ベネッセの伝道師を素直に受け入れられない私である。

進研ゼミに入った途端に学生生活が開けてくるマンガが届く日々はもう十分だ。

 

そんななか、いろいろ探して、ついにこれというはみがき促進動画に~、出会った~(声:下條アトム)。

 

youtu.be

この日までまったく思い出すこともなかったセサミストリート。

ちょうど娘が言葉をどんどん口に出してきている時期なので、英語はぜひとも聴かせたかった。

かといってディズニー英語システムの世話になる余裕もなく、なにかいい動画はないかなあと思っていたところに!

 

英語のアニメには全然ハマらなかった娘だが、エルモのかわいさは通じたらしい。

(Eテレ着ぐるみ番組といい、動く人形が好きなのかもしれない)

この動画をかけたら歯磨きが比較的スムーズに進んだ。

そしてエルモがとってもかわいい。

途中で「Uh!」ってやるところが超かわいい。

 

おそらく1週間のなかでいちばん楽しみな時間である日曜劇場「VIVANT」の日だったが、39度台の熱を出している娘がちょいちょい起きるので鑑賞できず。

今日はTwitterは開けないな。

 

明日は一時保育の日だったが、こりゃあキャンセル確定だな~。

残念なことに日曜日は役所が休日であるため、月曜の一時保育は必然的に「当日キャンセル」扱いとなり、ふつうに利用料が徴収されてしまう。

仕方がないとはいえ、なんとも……。

 

保育園の洗礼を受けてきた方々はいつもこういう思いをして、そのうえ自分の仕事が減るわけでもなく、歯がゆいだろうと想像する。

子どもを産みたくなくなる要素のひとつになっていやしないか。

 

夜中は何度も起こされたが、抱っこ、抱っこと苦しそうにせがんで頼ってくれる姿は貴重だ。

私はあなたにとっていつまで「頼りになる存在」「大好きな存在」でいられるんだろう。