母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年12月第2週/1歳10ヶ月

 

12月11日(月)おねしょ対応

朝から娘の壮大なおねしょ処理。

昨日くら寿司に行き、普段より味の濃いものを食べてしまったせいか水分をたくさんとった結果である。

見事に防水シートからはみ出してくれて、シーツ、敷きパッド、エアウィーヴのすべてを洗うことに。

夫が助けてくれてなんとかなったけれど、完全ワンオペではどうにもならなかったな……。

 

バタバタの朝を経て、英語リトミックへ。

先生は素敵だし娘も楽しそうなのだけれど、たった40分のレッスンのために片道30分かけての移動が面倒くさい。

近隣でついでの用事が済ませられたらよいけれど、思いきり住宅地なのでそういうメリットもない。

 

午後、娘を遊ばせるために寄ろうとしていた施設が休みと知りがっかり。

昼食は近場のアメリカンダイナーで外食させてもらうことにした。キッズ椅子がありベビーカーで行きやすい。

おいしかったけれど、当然ながらゆっくり食べられないのであまり味がわかっていない気もする。

 

こんな調子で朝イチのおねしょ、午後のおでかけ失敗と、普段の生理前であれば泣きかねないシチュエーションだったのにうまく気持ちを流せていて驚く。

先週、せっかく断乳したんだからと心療内科の門を叩いてよかった。

抗うつ薬も漢方も即効性があるものではないのでたった1週間で効くのはおかしいのだけれど、「相談できた」「治すための道がある」という安心感でプラシーボしてしまっているのかもしれない。

 

妊娠中からの薬も酒も飲めない生活、よく耐えた!!!

 

12月12日(火)「各人のやり方」を受け入れる難しさ

児童館→児童館のランチルームで昼食→幼児教室→西松屋買い出し→ミスドで休憩→図書館で絵本借りる→帰宅。

 

娘が「ゆういちろう、かずむに続く第3の兄」として懐いているリュウジのレシピを参考に、早朝に用意しておいた肉じゃがぽいもの(大根など適当に入れた)などを夕飯にする。

娘はリュウジが大好きである。

 

気づけばまた寝かしつけのまま寝落ち。1時間足らずのロスで済んでよかった。

その間に夫が洗い物(食洗機)と洗濯をやっておいてくれたのだけど、洗えていなかったり、自分のやりかたと違うところばかりに目がいってしまって全然感謝できず、チーム戦の難しさを感じる。

夫を伸ばせない駄目妻の典型。

このままだと子どもにも同じことをしでかしそうで怖い。各人のやりかたを尊重していきたい。

 

12月13日(水)ビジネス系診断コンテンツの結果を活かせない

念願の、娘の一時保育の日。

……だったが、便秘症の娘は毎日マグネシウムを内服しており、それがもうなくなりそうだったので保育園の前に病院に寄ることに。

開院時間20分前から並んだものの、院の都合で診察開始が30分押し。待合室で待たせてもらえたものの、割と堪える。

 

急いで娘を預け、10時半からのオンライン研修(ママボランティア活動の報酬)に参加。

ストレングスファインダー的な「診断で自己理解」の話。どうもこの手のものは苦手なんだということがよくわかった。

ストレングスファインダー受講時にそう認識したつもりだったのに、藁にもすがる想いで受講してしまったのが誤りだった。

診断結果が出てもどうにも腑に落ちないし、「……で?」という気分になってしまうクソ性分。読み解いて説得してくれる他人が必要。

ちなみに私の診断結果の第1位だったのは「誠実さ」です。

 

受講後、在宅勤務で連日缶詰状態の夫が外に出たいというのでチョッパヤでランチ外出。

 

帰宅して洗濯し、食材の買い出しと、娘の処方薬を薬局に取りに行く旅。

帰宅して夕飯準備。ポトフ。へたにリュウジ動画を見てしまい、食材に焦げ目をつける工程を加えたら時間を食ってしまった。

 

風呂掃除をして、仕事の電話を少しして、気づけばもう16時半。お迎えに。

 

……せっかく託児したのに研修受けただけ……。

料理や買い出しなど、家事の段取りが悪かったのはあるけれど、なんかむなしくなってしまう。

本当はトイレ掃除や床の水拭き(ロボット掃除機)もしたかったけれど、手が回らず。

 

「ほぼ主婦」でこの状態なので、私の精いっぱいのペースがこれなのだと思う。そりゃお金はほしいけれど、それ以上に家のメンテをしたい。

ワーママになってしまったらそこに時間は割けないわけで、誰が偉いとか怠けているとかそういうことではなく、これが私のペースなのだと受け入れていきたい。

同時に、衣食住に不自由ないように働いてくれている夫に感謝する。

和牛が解散する。我が家は解散したくない。

 

12月14日(木)私もベビーカーに揺られて昼寝したい

生理が近く、眠気と判断力低下がきつい。

朝は同時並行でいろいろなことを進めなければならないのだけれど、手を付けては忘れる。

かなり気が滅入ったものの、イライラとヤケクソがないのは心療内科のおかげ。断乳バンザイ!

 

午前は支援センターにてウィンターコンサートを鑑賞。

行くのが億劫で仕方なかったけれど、予約してしまっているのだから仕方ない。あと自宅で娘の対応をするのは限界がある。

終始動きたがり、隣の新生児にちょっかいを出したがり、母は制御にヘトヘト。

それでも45分のイベント中、たまに集中して楽しんでくれる時間があったのでよかったかなあと思う。

 

支援センターのランチルームで昼食を取らせたのち、昼寝させがてら、近所を散歩&ベビー服ウィンドウショッピング。

西松屋としまむらに行き、いまいち気に入る服がなく(なぜどれも裏起毛なんだ!)、メルカリでお気に入り登録していた服をやっと購入するに至る。

 

ベビーカーで歩いているうちに娘が寝たのでマクドナルドでコーヒー飲んで一服。店員さん、もといクルー諸氏がとても親切でありがたい。

娘が目覚めるとともに再び支援センターに戻ってひと遊び。

オムツ替えスペースなどが清潔なのでありがたい。世の中ありがたい。

 

夕方に帰宅するやいなや、娘の「腹減った」が始まる。16時台。

朝準備しておいたかた焼きそばセット(あとは炒めるだけ状態)をホットクックにかけつつ、バナナ、かぼちゃ、小魚……すぐに出せるものをどんどん提供。

それでもかた焼きそばが間に合わず、実家と電話させるなどして間をもたせ、なんとか夕食を切り抜ける。

そのまま風呂、歯磨き、寝かしつけ、気づけば私も就寝。最近の傾向から、予め自分も歯磨きしておいたので無問題。

そしてこの日記を書いているのは翌朝4時。

さあ今日もがんばろう。

 

12月16日(金)娘はサンタ系のおっさんが怖い

明け方に再び娘が咳。またか……

年末年始の病院休診デーに備え、咳止めだけでも処方してもらいに病院に連れていくか悩みつつも、他に異常がないのでいったん一時保育に連れて行く。

たぶん自宅で過ごさせるよりもおいしく栄養のあるものを食べられるし、しっかり昼寝ができるため。

その間わたしはボランティアの打ち合わせなど。今月でボランティアも終了する。

そろそろ仕事を探さねばと思うが、子どもが具合を悪くしたときのことなどを考えると不安で求職活動ができない。

託児している間に、娘が「ゆういちろう、かずむに続く第3の兄」として慕ってやまないリュウジの脂肪燃焼鍋をつくる。

生理前で食欲が止まらない。

未就学児の子育て中はずっと生理来なければいいのに。

 

夕方に迎えに行くと俄然元気そうで、先生方からも、それほど咳もしておらずいつも通りだったとのこと。よかった。でも安静にしよう。

 

娘はサンタが怖い。かっぱ橋に連れて行ったとき、入り口にあるニイミの巨大おっさんコック像にも怯えていた。

マンションの入口には管理人さんが飾ってくれたツリーとサンタ像があるのだけれど、入り口で必ず顔を隠してしまう。

1年前、いや半年前は「怖いから顔を隠す」などという行動はなかったわけで(不快要素があれば泣いて伝えるのが赤ん坊)、「もう人なんだなあ」と当たり前のことを思う。

 

12月16日(土)本当は動きたくない

怒涛の生理前現象。だるすぎて体が動かない、やる気が出ない。それでも子どもは元気である。

心のなかで自分のケツを叩きに叩きまくりながら、なんとか朝の家事。いろいろと手が回っておらず家が汚い。イライラする。ワーママじゃないのにどうしてこのレベルの掃除すらできないんだ。

いつものようにプッツンして夫に当たってしまいそうだったが、心療内科の薬を飲んでいるというプラシーボ効果か、10分ほど別室でぼーっとして休んだら気分転換できた。

ダルいのは変わらないが、「やらなきゃ仕方ない」という諦めの気持ちになれた。

 

そうしてダラダラ用意して、午前中は娘を支援センターの遊び広場に連れて行く。

娘より小さい子がたくさんいてヒヤヒヤする(娘はまだ力加減がわからないことがある)。

なんとか遊ばせて、早めに同施設のランチルームで弁当を食べさせることに。

整骨院に行っていた夫も合流してくれ、弁当終了後は移動。娘は昼寝。我々はミスドで昼飯。

ミスドで飯を食べようとすると高いんだなあと夫婦でボヤく。麺、どんぶりがめちゃくちゃ小さいのに700~800円する。ドリンク付きではあるが。

 

その後は娘が好きな「太鼓」の展示施設に行ったものの、ひょっとこや獅子舞、世界のトーテムポール的守り神らの顔が飾られており、娘の心が折れる。そうそうに退館。

結局公園。私は公園遊びが極めて苦手なので夫に任せ、ベンチでひたすらにメルカリのApple Watchたちを眺めた。そろそろ買い替えたい。電池が持たない。

 

夜はハナマサの激安牛肉(半額だった!)ですき焼き。

細かすぎて伝わらないものまねを見ていたつもりが、突然「進撃の巨人て結局どうなるんだっけ」ということが気になり、Wikiで延々とネタバレ投稿を読んでしまう。

コードギアスみたいなラストなんだな。いつかちゃんと読もう。いつか。

 

12月17日(日)娘を怒鳴るクソ母の私

あいかわらず朝がだるい。

娘は2歳近いこともあってか、己の意志が強まる一方で表現力が拙く、ゆえに「イヤイヤ期」突入モード。

本当に「いやだ」「ちがう」「おしまい」の3フレーズとともに泣く。床にのけぞる。

 

テレビや動画は最たるもので、本人が望むなにかがあるのだろうけれど、それが伝えられない。

本人の目についた、発声できる番組名やチャンネル名を伝えてくるのだけれど、再生するやいなや「おしまい!」と言われてしまう。

これに付き合うのは甘やかしではないらしいので(幼児教室談)、気力がもつときは少し付き合うものの、気持ちのいい時間ではない。

 

生理前の今日なんてもう地獄でしかなく、あまりに「おしまい!」が続くのでテレビごと消した。「おしまいというのはこういうことだ!!!」と怒鳴った。

私の記憶から抜けているが、さらに「泣かずに伝えろ」と怒鳴っていたらしい。

それで別室で仕事中だった夫が飛んできて、「なんで怒鳴るんだ」とたしなめられた。

仕事のしわ寄せは食らうものの、今日は自分が娘の面倒をみるとのこと。休めとのこと。

 

夫に仕事と育児の負担がかかろうがなんだろうが、本人が言いだしたのだから自己責任。ありがたく休ませてもらえばよかったのに、それがどうにもイライラしてしまい大爆発。

 

まず、怒鳴る育児なんて最悪だというのはわかっているけれど、閉経しない以上、怒鳴らない育児なんて無理だと思った。

被害者である子どものことはどうするんだという話なのだけど、「怒鳴ってしまうきもちや状況もわかってほしいのに、注意された」という被害者スイッチが入ってしまい大暴れ。

 

娘をみながら仕事をすると言われ、娘は仕事部屋に。

呆れられ、見捨てられた気持ちになった。

いっそ捨ててほしくもなった。

捨てられれば、私には稼ぐ力がないから親権は夫にいく。仕方ない。ぐうの音も出ない。

路頭に迷うことになる。生きたくない人生を生きるために我慢してお金を稼いで暮らさねばならないなんてつらい。消えたくなる。

昔、安楽死のために高いお金を払って異国の病院で最期を遂げた女性のドキュメンタリーを観た。もちろん彼女は想像を絶する事情あってのことなのだけれど、「死ぬにもお金がかかるんだな」という衝撃があった。

生きるにも死ぬにもお金がないといけない。そして私にはお金がない。

 

未開封のオムツパックを床に何度も思い切り投げつけ、畳んでおいた夫の洗濯物を全部壁に投げつけてぐちゃぐちゃにした。あと、叫んだ。

そんなことをしても気は晴れないのだけど、泣くだけではどうにもならなかった。

 

ひとしきり暴れて、いつまでもこうではいけない、と諦め、いつものとおりに戻ろうと努めた。夫と娘にも謝った。

夫は「別にいいよ」と言いつつ不機嫌なまま。当然。

 

なにもやる気が出ず、Xをだらだら見る。

PMSを理由に暴れる女は、性欲を理由にセクハラする男と同じだというコメントがあって返す言葉もない。

自治体のページで「離婚届」を検索。もらっておいて、いざというときのために、お守りとして夫に渡しておくのもよいかもしれないなどと思う。

 

PMS女にシェルター的な施設があってもいいのに、と長らく思っている。本人だけでなく、家族や友人、同僚のためにもなる。

ビジネスホテルでもカプセルホテルでもシェアハウスでもいいのだけれど、安価に1泊できる場所があるといい。

ストレス発散用にカラオケルームがあったり、甘いものの爆食希望に備えられる専用ウーバー的なものがあったり、広いお風呂などがあるといいな。

 

いま私にできる努力は、サボらずに心療内科で処方された漢方と抗うつ薬を飲むということ。わかってほしいというのは甘えだと理解すること。

でもわかってほしいと思ってしまう。それはモラハラだと理解すること。