母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年12月第4週/1歳10か月

 

12月25日(月)生理がきて我に返る

娘を一時保育に預け、仕事の相談や家事。

保育園に行くのを渋るものの、預ける際はそれほど泣かないでくれたのでちょっと安心。

本格的にイヤイヤ期に入っているのだと思う。

娘はこれまでにも「立てるようになった」「離乳食が始まった」「歩けるようになった」などの革命タイミングで情緒不安定になっている。夜泣きもする。

かなり言葉が達者になり、自我(こうしたい、こうじゃなきゃ嫌)が芽生えたことに本人が戸惑っているのだろう……と仮説を立てている。これまでもそうしてきた。

心配しようと思えばいくらでもできるけれど、この仮説がいちばん納得いくし優しくできるからだ。

私だって、万が一にも急に飛べるようになってしまったら、数日間は戸惑いで眠れない。

 

生理がきた!

昨日から気持ちがずいぶん落ち着いてきて、今日はむしろ晴れやかだったのでそれこそ戸惑ったのだけれど、出血コンニチハで事態を理解した。

もちろん性格によるところもあるけれど、あの大荒れは生理がもたらしたものだったのだと思えて安堵する。

 

断乳してから出血量が一気に増えたのか、もともと持っていた月経カップが役に立たなくて困る。高いのに。

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娘はまた強烈に夜泣き。ひたすらに「抱っこぅ、抱っこぅ」と泣き叫んでいる。

しがみついてくる。いっちょまえに、口がちょっとくさい。大きくなったもんだなあ。

応援の気持ちと、このままでいてほしい気持ち。後者のほうがちょっと大きいかも。でも元気でがんばってくれ。

 

12月26日(火)育児方針とコンビニおにぎり

午前中は自治体の身体測定会へ。

身長体重が計測できるほか、育児の相談も可能。20~30分ほどの合同お遊戯タイムもある。

基本的に毎月参加するようにしている。身長と体重が順調であるならばたいていの悩みは解消されるため。

偏食だろうがなんだろうが、問題なく成長しているならば「それが娘の生き方」なのである。

あと、悩んだときは「中田英寿は野菜食わんし自分探しするが立派である」と思うと気がラクになる。

 

ちなみに育児相談は「敢えてしない」ようにしている。

というのも、相談対応担当者の育児方針が受け入れられないから。

今どき珍しい「ダメ、NOと明確に伝えるスパルタ教育」を推奨しているのだ。

お遊戯タイムでもその担当者が「今は立たなきゃダメ」「座らなきゃダメ」と厳しい。

しかし相手はたかだか1歳半~2歳くらいの子どもである。立たなきゃダメと言われても。

せっかく「おかいつ」「いなばあ」に出演できても、隅っこで座ったままの子どもなんてごまんといるのだ。子どもなんてそんなもん。ダメと言って伝わるなら育児で悩まない。

人それぞれの育児方針がある。教祖と思えるものについていけばよい。ダイエットと同じ。

 

近くのコンビニのイートインで娘に昼食を取らせ、移動しながら昼寝してもらう。午後は幼児教室。

コンビニおにぎりを与えているなんて、ボコボコに叩かれる案件である。添加物がどうのこうの。私が気にするのは塩分と清潔感くらいで、罪悪感はない。おいしいし。

 

幼児教室で楽しく遊び、少し買い物をして帰宅。

生理で腹は痛いが気持ちが痛いより5000倍マシ。自宅保育も心穏やかに行えた。

 

12月27日(水)子どもへの伝え方

娘を一時保育に預け、心療内科の通院と、ボランティア先の方々との対面打ち合わせ。

久々に子どもの話題以外で大人と会話ができたことに感動。

 

娘が金切り声を出すようになってきたのでうんざり。

でも幸い、こちらが言っていることをかなり理解してくれるので、伝え方次第で乗り越えられるかなあというところ。

 

他の育児本等にも書かれているのかもしれないけれど、てぃ先生の「子どもへの伝え方」の話はとても好き。

ダメと言いたいとき、大人のルールやこちらの事情に従わせたいとき、子どもが興味を持つ言い方に変える工夫をしてみましょう、というもの。

たとえば公園からなかなか帰らない子どもに対しては「◯◯をしに、おうちに”行こう”」とか。

座って足をつけて食事してほしいなら、椅子にキャラクターのシールを張って「足とキャラクターをくっつけよう」とか。

連想ゲームや脳トレと思えば張り合いが出る。ちょっとしたクリエイティビティも味わえる。

 

ところで最近、夜な夜な娘にしがみつかれて幸福(夏じゃなくてよかった)。

目の前に顔がある。かわいい。幸せだなあと心底思う瞬間。まくらでほっぺがつぶれているのがよい。

 

12月28日(木)最初で最後の忘年会

娘、年内最後の一時保育。

預けに行くと、先週の児童館イベントで大暴れてしていた3歳の少年がおり、嫌な気分になる。

……と思ったら彼のほうがこちらに近づいてきて(彼は私のことは知らないはず)、「これ見て!」などと話しかけてくるではないか。

屈託のない笑顔がとてもかわいらしく、大暴れしていた姿はどこへやら。

児童館イベントはお母さんと一緒に参加していたので、お母さんがいると甘えてしまうということなのかなあ。

その割には、どれだけ暴れてもお母さんはお友だちとずっと談笑してたけど(児童館スタッフがひたすらに彼の相手)。

いずれにせよ彼への印象がガラリと変わり、なんとなく「ワルイコ」というレッテルを貼ってしまっていた自分を恥じた。幼児はみんな尊い。

 

友人が声をかけてくれ、今年最初で最後の忘年会へ。

誰かと飲みに行きたいと思いつつ、結局「声をかけるのが面倒くさい」「店選びが面倒くさい」「時間調整が面倒くさい」「出かけたあとの家事育児のしわ寄せがしんどい」という「面倒くさい地獄」の妄想が勝ってしまった。

私は人徳がないので、自ら声をかけないとお誘いが来ることはないし……と思っていたら、友人が連絡をくれたのだった。しかも近所まで来てくれるという。

 

「楽しいひと時はあっという間」を久々に感じるひとときだった。

冬休みに入っていることもあり、カップルで出歩いている若人もよく見かけた。

まだ心の距離を詰めているときのお出かけって、1日いっしょにいても秒で終わってしまったよなあなどと。

誘ってくれてありがとう!!!!!!!

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12月29日(金)ゲボ年末

今日から夫も休み。

1時間半ほどの距離にある自分の実家でおせちを食べる日帰りツアーがあるのみで、年末年始は自宅で過ごす予定。

児童館の類はすべて休みなのでどうしたものか、スーパーへの買い出しで歩かせて体力使わせようかねえなどと話している朝、娘が噴水のように嘔吐。

これまで風邪をひいても吐くことはなかったし、ミルクを吐くこともとても少なかった。

そんな彼女にとって人生初のガチンコゲボである。驚いたようで大泣きしていた。

仰向け姿勢からの噴水なので全身がくさい。

こんなときのために購入していた次亜塩素酸で床を拭き掃除。

 

かかりつけ医が幸いにも午前中まで開院しているため、念のため順番だけとっておく。夫に託す。私は自宅で娘をシャワーで洗い、洗濯機を回す。

そこからの娘はけろりとした様子で元気そのもの。半練り状のうんちも出た。熱もない。医者に行く必要はない気がする。

とはいえせっかく順番も取ったし、明日からしばらく病院はやっていないから心配だし、ということで受診。「おなかの風邪」との診断だった。要はウイルス性胃腸炎。

自然治癒を待つしかなく、整腸剤が処方されたのみ。

症状からしてノロなどではないとのことで、それはよかったなあと。いずれにしても受診しなければわからなかったのでありがたい。

 

病院の帰り道で娘が盛大にマーライオン。運が悪いことに娘を夫に任せて私は買い出しに出てしまっており、夫ワンオペでかなり大変な想いをしたらしい。

それでも私のように気が動転することなく対応したようだったので、心底尊敬する。

私が同じ目に遭っていたら、きっと「公共の場で」「私の管理不行き届きで」「娘に無理をさせて」みたいな罪悪感で押しつぶされて泣いたと思う。

 

その後も娘は飲食しては嘔吐を数回繰り返し、それでも空腹だから小魚をよこせと泣いた(よりによって小魚を食おうとする神経がわからん)。

洗濯機はフル稼働で、いつの間にか年末年始初日が終わった。

せめて夜、娘が寝たあとに自分のことをしようと思っていたのに、猛烈な睡魔に襲われて風呂でも眠ってしまった。久々。

 

でもつくづく娘は親孝行。

吐くときは洗えるものの上で吐いてくれたし、夫が休みで、病院もまだやっているタイミングだった。高熱や下痢はないから看病もわりとラク。

ゲロ吐こうがなんだろうが娘はかわいい。ほんとうにかわいい。

 

私は「特別な日」が苦手で、年末年始などその最たるもの。

年越しそばとか、大掃除とか、年賀状とか、そういうのが面倒くさくてならない。

好きなときに蕎麦を食えばいいし、年に1度などと言わず、掃除なんて毎日ちょっとずつしたほうがいい。手紙も義理や義務感で送るものではない。

私は毎日平日がいい。

 

年末年始初日の娘の嘔吐。おかげさまで年末年始の特別感がなくなった。娘は本当に親孝行者。

 

12月30日(土)かろうじてゲボ無し年末

引き続き娘が体調不良。

夫はおでんをつくると張り切っており、朝からゆで卵をつくったり大根を下茹でしたり(ホットクック最高)、油抜きしたり……で、その間は私が娘の相手をする。

しかし私、娘を自宅で遊ばせるのが本当に苦手。

遊び場もすべてアウトソースの想定でいまの狭小住宅(ただし立地はメチャクチャ良い)に済むことにしたのだ。自宅は限界がある。

だんだん気が滅入り、見た目もどこかリリー・フランキーのおでんくん似の夫にイライラしてくる。

午後、ひとり買い出し&ひとりお茶タイムをもらって気分転換。

 

嘔吐はゼロだったものの、やばい瞬間は数回あり。

バナナは食べられるようになった。あとは離乳食を少し。

 

12月31日(日)年末

娘、かなり回復する。

遊び方などがいつもどおり。笑顔が見られる。よかった。

結局ほんの少しの微熱(あえて二重表現)が出たのみで、下痢もなく、かなり軽度な胃腸炎だったと思われる。

いまのところ親に感染している様子なし。つくづく親孝行。

 

夫が追加買い出しをしたいとのことで、散歩も兼ね、娘を託す。

その間に私は念願の風呂掃除、キッチン掃除。

人工大理石キッチンの黄ばみを落とせて達成感たっぷり。ゴム部分の黄ばみを防ぐマスキングテープも貼り替える。

 

午後、夫がやたら「疲れた」とぼやくので、私は日々自分が行っている「金にならず、履歴書に書けず、”お仕事は何をされているんですか?”と問うてきた人に秒で興味を失われる業務(家事育児)」のすごさを少し実感。

断乳してもあんまり太らないのは、動き回って毎日10,000歩をマークしているからよ……。

 

昼はホットクックでそばを茹でる。人が茹でるより確実においしく、洗い物が少ない。このためだけにでもホットクックを買っていい。

退会した生協で購入した冷凍かき揚げを乗せる。

生協高すぎるやろ。娘がまもなく2歳という今、スーパーが比較的近い我が家は利用する理由がない。牛乳と卵は180円台で購入できなきゃだめ。あと、来週必要になるものを予測できない。

それでも、離乳食&幼児食を送料手数料タダで届けていただいた1年の恩といったらない。恩義を感じてもう1年くらい継続すべきだったかもしれない。

退会の手続きは電話が必要だったが、あっさり受け入れてくれてラクだった。生協ありがとう。その気持ちに偽りはない。

 

夜は夫が「牛肉で」しゃぶしゃぶにしてくれた。

私は基本的にハナマサで大量購入&小分けにする豚こましか使わないので、久々の豪華肉。

おもしろいもんで、40手前の夫はすぐ満腹感を抱いてしまいました。食べたいのに食べられないシンドローム、もう来てる。脂パワー恐るべし。私の胃袋は宇宙だから大丈夫。

 

「正解は1年後」を楽しんだ直後だったので、有吉様の奮闘ぶりを拝むべく少しだけ紅白。その後は逃走中のストーリーパートを楽しみにフジテレビ。でもつまらない。

年越しでオンライン飲み会の予定があったので、それまで医療費控除の準備でもしようかと思ったけれど眠くてならない。疲れた。

22時半ごろ、飲み会を断念して眠ることに。

年越しの瞬間を起きていたところでタイムリープその他おもしろい現象に遭遇できたことは38年の人生で1度もない。ただの1日だ。もてはやしすぎ。寝るに限る(言い聞かせている)。

 

今年は忘年会に1回だけ参加できた。

でももっと大人と喋りたかった。朝5時くらいから、新年早朝飲み会の約束を取り付けておけばよかった。毎日、夜がつらい。

 

娘がかわいい。0歳のときよりずっと愛おしい。

だけど自分の時間も生きたい。

ちゃんとお金を稼いで、罪悪感なく好きなことをしたい。罪悪感なくおいしいものを食べたい。