母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2024年3月第1週/2歳1か月

ちいかわふりかけに励まされる

 

3月4日(月)ベビーシッター3時間の価値

温かくなるとの予報だったので、午前中は近所の公園へ。

つい1週間前までは「公園嫌い。汚れるし。そもそも屋外が苦手」ということで公園を敬遠していたというのに、もうそれほど苦を感じることなく遊びに行ける。

児童館等の入館手続きの面倒臭さや、他の親子が片付けないことに勝手にイライラしたり、なめまわされたおもちゃが消毒用の箱に投入されない瞬間を見てウッな気持ちになったりする心労のほうがきつい……と、いまさらながら気づいた。

 

手押しスクーターで移動していたところ、道中でいろんな方に「かわいいねえ」と声をかけてもらえてうれしい。

いちばん嬉しかったのは、バイク屋のオッチャンが「おう!おめえカッコイイの乗ってんじゃねえか!」と笑ってくれたこと。

本人もまんざらでもなさそうだった。

 

午後は久々にベビーシッターさんに来てもらい、私は呼吸器内科へ。

とにかくみぞおちと背中が痛い。咳、くしゃみは胸を押さえてしゃがみこまないと耐えられない。

肺のレントゲンを撮ったところ、異常なし。

痛み止めを飲んで耐え忍び、諸悪の根源である咳を止めるべしとのことで、吸入ステロイドがパワーアップした。

 

夕方、シッターさん帰宅後のわたしはとても穏やかに娘と過ごすことができた。

保育してもらった時間は3時間。

こんなに気持ちよく過ごせるなら、可能な限りお世話になりたいものだと思った。なかなか予約が取れないのだけど。

夕飯、風呂、歯磨き、寝かしつけ。全部笑いながらできたなんていつ以来だろう。

心身がゆとりを持つことの大切さを噛みしめる。

 

3月5日(火)雨でも児童館→幼児教室→幼稚園見学でフルスロットル

曇天。午前中から雨が降るとのことで、ベビーカーにレインカバーをつけて児童館へ。

2時間くらい遊ばせて、そのまま弁当タイム。

 

雨の中移動、午後は幼児教室。

母子分離クラスのため少し休憩タイム。ドトールのアイスコーヒーが沁みる。

 

幼児教室終了後、幼稚園見学。

良さそうだったものの、設備があまりにも古くて悩む。

幼稚園見学の旅は始まったばかりである。

 

娘がまた便秘になっており、明日も出なければ座薬のときが待っている。

マグネシウムも整腸薬も飲ませているのに、うまくいかないもんだなあ。

久々にオリゴ糖でも舐めさせてみるかなあ。

 

3月6日(水)イヤイヤ期の泣きに「トトロのワッハッハ」が効く

一時保育の日。

家を出たら霧雨が降り出しており、ベビーカーにレインカバーをつけるか否か考えたのち、「カバーをかけずにバス移動」にBET。

結果、バス停で定刻より10分遅れで凍える思いをする。

娘がつまらないとごねるので、「母ちゃんは賭けに負けたんだ」と説明した。

 

仕事を本格稼働させるにあたり、自分のブログをポータルサイト化させるべく情報整理など。

あと、風呂掃除。

 

保育園に迎えに行き、よく一緒になるお子さんのお父さんが同じタイミングでいらしたので挨拶。スルーされる。

2度目、かつ先生とはちゃんと話せていたので確信犯である。

知らない方も挨拶し合う雰囲気の園なので、ちょっとびっくりした。

 

しかしながら名前を呼んで挨拶したわけではないため、先方が「この挨拶に応じたら”てめえのことじゃねーよ”って思われるかもしれないよな、自意識過剰だよな、ここは挨拶に応じないのが安牌だよな」と考える超繊細さんである可能性もある。

そういうことにしておく。

 

夜ごはんは娘がイヤイヤを始め、焼きうどんを食べないといって泣く。

昼に預けていたこともあり、私の精神力が残っていたのでよかった。

「とにかく泣く、駄々をこねる」ときは、糸井重里になったつもりで「サツキとメイの親父さんが風呂に入ったときのやつ」をやると、わりと効く。

「わっはっはっはっはー!」

トトロの作中で親父さんは「笑ってみな、おっかないのが逃げちゃうから」と言うのだけれど、イヤイヤ期の幼児にもこの言葉の根幹みたいなもんは伝わるらしい。

 

3月7日(木)ちゃんと挨拶できる子になってほしいなら

今日も一時保育。

引き続きサイトリニューアルに向けた準備や子ども関連の各種資料づくりを進める。

 

ジモティーで出品していたものが立て続けに売れる。

エアメールかと思うほどなかなか返事をくれない人もおり、つくづく、フリマアプリ系を使うと「いろんな人がいるなあ」を痛感。

 

保育園、またしてもお迎えが「スルーお父さん」と一緒になる。

部屋の入口でバッタリ、状態だったので挨拶再チャレンジ。再スルー。

みんなそれぞれに流儀があるので別にいい。

私は同じ職場の同僚(男子)に無視され続けていたこともあるので、なにか毛嫌いしたくなるものがあるんだろう。強く生きるぞ。

しかしなあ、お父さんよ。

あんたがその態度なのに「子どもにはちゃんと挨拶できる子になってほしい」の教育をするってんなら話が変わってくるよ。

子どもはあんたのこと見てるよ。それだけは言っとくぜ、じゃあな。

 

3月8日(金)真の金持ち

雪。幸い午前中にあがったので、バスで娘のベビーサイン教室へ。

同じクラスのお子さんが親子揃ってモンクレールのコートだったので目玉が裏返りそうになる。

親はいいにしても、活発な2歳児にそれを着せる勇気、私にはない。

バッグはサンローランだった。ぱーてぃーちゃんのことしか思い出せなくなる。

 

レッスン終了後、お昼食べに行きませんかと誘われてビビる。

ごくふつうにガストを提案され、真の金持ちだと悟った。

エプロンなしでドリンクバーのカルピスをお嬢さんに飲ませており、ヒヤヒヤ。

私だったら服が惜しくて水か炭酸水か茶にしてしまう。案の定こぼすものの、まったく動じていない様子に真の金持ちを感じた。

 

解散後、せっかく年間パスを買ったのでまた上野の博物館に行くことに。

地球館の動物の剥製を堪能。

 

帰宅後は無心で夜のルーティンをまわす。

夫の出社デーだったので割とストレスなし。

 

寝かしつけ後、夜の家事をしつつ録画しておいたザ・ノンフィクションを観る。

アルバイトの身で家出し、彼女を妊娠させ、臨月をネットカフェで過ごさせ、いまだ無職という20代男性が紹介されており胸が痛む。

 

さあ、明日は土曜日。土日こそが主婦にとっては戦いだ。

 

3月9日(土)放置子

午前中は娘の英語教室。

親向けのレッスンも同時開催してくれるのだが、娘はまだひとり参加ができないため私は付き添い(そもそも英語を習得したい気持ちゼロ)。

夫は親向けレッスンに参加。

 

そのまま夫は整体に行く。

私は娘とカフェでサンドイッチを食べ、帰宅。昼寝させる。その後家事など。

 

日曜日に出かける予定を入れているため、夫(しかも土日にまた家で仕事しなきゃと言っている)に借りをつくっている。

借金なんてさっさと返した方がいい。ローンはボーナスのタイミングで前倒し払いしたい。

ということで、夫の帰宅後「夕食まで娘と遊んでおくので仕事がんばってください」と言って公園に行くことに。

 

家事も少しでも進めておいた方がいい。

出かけるタイミングで出しておこうと、ゴミを集める。

玄関に置くと、出かけるときに娘にいじられてしまう可能性がある。

一時的に、玄関近くにある夫の部屋に置いた。

 

すると「僕の部屋にゴミ置かないでよ」とマジ抗議が。

なんかもう、ブツッときた。

そりゃ、たいそうお忙しいなかで借りをつくった私がいけませんよ?

しかしさ、言い方ってもんがあるだろうよ。

自室にゴミを置かれたくない。その気持ちはたしかにわかる。

だけど私はそういう、「在宅勤務なんだからそのくらいできるのでは…?」と思ってしまいがちな家事も一手に引き受けている。

ほんのちょっとの外出もできないくらい、部屋にこもって打ち合わせ続きであるのをわかっているからだ。

だけどその言い方はないよ。

 

朝の英語だって、あんたが土曜の朝を整体タイムにしているから、その時間を娘と楽しく過ごすために習い始めたんだよ。

でも親向けのレッスンが開始されることになって、夫が英語勉強中だからいちおう「そういうレッスンができるらしいよ」と伝えてしまったのが、運の尽きだったのかもしれない。

レッスンは参加したい、でも整体も行きたい。

となると私は土曜日もずっと娘の世話をしなければならないのよ。

だけど僅かなフリータイム、好きなことをしてもらいたいと思って受け入れたわけよ。

 

そのうえ、明日私が出かけるから悪いと思っていろいろ気を回して、その挙げ句にその言い方ですか。

どうして「ゴミまとめてくれてありがとう、でも僕の部屋に置かないでもらえるとありがたい」という言い方ができないんだ。

 

……などと私がさも正しいかのように書いているけれど、人間として劣っているのは絶対に私。

そもそものこじらせが半端ないし、PMSなのか更年期なのか、抗うつ剤を継続服用しなければならない程度には月イチで荒れ狂うし、そして口が悪い。

夫のちょっとした言葉選びミスなど霞むほど、ひどい言い草で責め立ててしまった。

 

中間管理職なら部下への言い方もっと考えろとか、私を使えない部下だと思って接してみろよとか、もっともっと。

 

さすがに彼もかなりムッとしながら、ゴミは出しておくから置いといてと言ってくれたものの、ほんの少しでも彼を頼ることが癪だった。

娘と、彼女が愛用するスクーターと、おやつおむつお茶一式と、燃えるゴミと資源ゴミ、全部を抱えてドアを思いきり音を立てて締めて出発した。

 

出かけた先の公園は初訪問の場所。

子どもたちで大賑わい。

娘と大型の滑り台にチャレンジしようとしていると、年長さんくらいと思われる女児が話しかけてきた。

私が連れて行ってあげる、一緒に滑ってあげる、ボールであそぼう、電車ごっこしよう、云々。

こちらはイライラがまだ少し残っていたし、そもそも子どもは好きではない(我が子は別)。

「まだ小さいから、おばちゃんと遊んでるから大丈夫よ」

「ボールは、ここ混んでるからまた今度ね」

等々、明らかに「どこかに行ってくれ」のメッセージを発しているのにお構いなしで話しかけてくる。

 

正直、めちゃくちゃウンザリした。

そもそも、4~5歳以降の女児なんて苦手そのものなのだ(娘がそうなっていくのがいまから恐怖)。

幼稚園、小学校と、娘の友達と接するのが憂鬱になった。マジで嫌だ。男の友達ばっかり来てくれないかな。

 

20分はべったりと(言い方悪いけど)付き纏われた。

そうこうしているうちに彼女は友達を見つけたらしく、そっちの子と遊ぶね、と言って去っていった。

別れ際に「また(この公園に)来てね!」と言われたことは、なぜかとても印象に残った。あんたはこの公園の主なのかい。

 

その後、夕食のタイミングで夫と合流。

喧嘩していても娘によい影響はないし、自分も疲れるので、仲直り。

 

もろもろの「業務」を終えて、寝しなにTwitter(かたくなに、この呼び方)を見ていたら、知人がこんな投稿をリツイートしていた。

「放置子」について。

これに対し、「自分はまさに”放置子”だった」という方からの提言が下記。

今日の公園の出来事を思い出した。

あの女の子はもしかして?

いや、途中でどこかで上着を着ていたし、途中でボールをしまう袋も持ち歩いていた。

それで私は「近くに親御さんがいて、上着を着せてくれたのかな。ボールをしまわせようとしたのかな」と思っていたけれど、いやいや、きっとそうなのだけれど、あのしつこさ(表現ごめん)、そして最後の「また来てね」……。

 

もし同じようなことに遭遇したら、「おうちの人はどこにいるの?」「ひとりなの?」などはまず確認してみよう、と思った。

この「こどもまんなか」時代になんと心の狭い女だ!

健常なひとりっ子しか育てていないくせに!

と思われようが、指さされようが、私は我が子ぶっちぎりファーストでいく。

我が子を不快にさせてまで、他所の子に親切はできない。ごめん。

 

3月10日(日)家事は駅伝

念願の!(私ひとりの)おでかけデイ。

夫に借りをつくるにあたり、できるかぎりのことはしたつもりだ。

 

(冷凍食品を駆使して)娘の昼用の弁当と夜ごはんプレートをつくり、おでかけグッズ一式を準備し、風呂の予約をして、布団の準備。

 

ふつうの主婦に比べればかなり劣等なのだろうけれど、せいいっぱい、やった。

でも夫はいたっていつもどおり。

ゆったりと過ごし、アプリでの英語学習を行う。

「英語やる時間があったらこっちを手伝ってくれ!!!」のイライラが爆発した。

 

 

なんで一緒に家事という双六のコマを前に進めてくれないんだろう! なんで私だけがんばらなきゃいけないんだろう!

そんな気持ちでいっぱいになった。

私のイライラをぶつけられ、夫は「じゃあどうしたらいいんだよ」とイライラ。

これでまた、ブツッときた。涙が出た。

 

相手は変えられない。予測して動けなかった自分が悪いんだ。

私がもっと早起きして家事を進めておけばよかった。私が悪いんだ。

 

喧嘩していてもいいことは1つもない。

諦めよう。期待しない。私がやりたいからやっているだけだ。

彼に娘のごはんを完全に任せることだってできるけれど、塩分等を雑にされることが気になるから、任せられない。それは私の「選択」だ。

選択の責任は取らねばならない。

 

とりあえず仲直りをお願いし(彼にしてみれば、一方的にブチギレられているだけなので)、ある程度おだやかに、自分の予定を果たしに出かけることができた。

道中でのツイートは下記。

 

この「気づかなかったことにする」というのは、めちゃくちゃに疲れるのだけど。

 

その後、会いたかった人たちと楽しい時間を過ごし、しばしのリフレッシュ。

帰宅後、家事駅伝のタスキを繰り上げスタートで受け取る。またゴボウ抜きせにゃならんのかとイライラ。

 

土日はやっぱり嫌いだ。