母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年9月第4週/1歳7か月

9月25日(月)娘、発熱、ただの風邪

深夜から娘の激しめの夜泣き。

私は人でなしなので、夜泣きに対して「さみしかったんだよね、甘えたかったんだよね」などと共感コミュニケーションが取れない。

シンプルに「うるさいな、寝たいんだよこっちは」と思ってしまう。

しかし翌朝起きてみれば、娘、微熱。

平熱の範囲といえばそうだが、なんとなく様子が違う。

楽しみにしていた習い事をキャンセルし、午後に依頼していたベビーシッターさんは病児保育に切り替えてもらう。

ベビーシッターさん側になれば当然の理屈なのだが、当日キャンセルはできない(キャンセル料100%)仕様。

それならば追加費用をお支払いして、病児保育としてお世話になったほうがいい。

 

自宅で様子をみれば十分ですよ、と先生に注意されるだろうなと思いつつ、念のため午前中は小児科にも行った。案の定、ただの風邪。

でもヘルパンギーナだった過去もあるので、先生になんと思われようとも診てもらった私の行動力を自分でほめたい。

薬の処方もなく、「お母さんにも感染っていないんですから、保育園なども様子を見て判断でよいと思いますよ」とのお言葉。

さすが、クレーム回避術を知っている。

 

不機嫌な娘を連れ帰り、なんとか昼食を取らせ、昼寝。

シッターさんに状況説明し、依頼中にリモート打ち合わせと買い出し。

こういうときのために主婦なのだけれど、在宅勤務の罪なところは「家の中にいることはいる」という点だなあと思う。

出社して不在であればなんとも思わないはずなのに、下手に存在してしまうがために「ちっとは手伝え」「なんで私ばっかり」という思いがふくらんでしまう。

 

昼食、夕飯、洗い物、洗濯は頼ってしまった。

一方で、寝床はわけることに。当然ながら私が娘とともに就寝である。

将来、あのときもっと楽しんでおけばよかったと後悔するんだろうけれど、いまのところは「どうして私ばっかり」止まりである。

 

9月26日(火)ただの風邪に付き合わされる身にもなってくれ

娘、夜中にたびたび起きるもののけっこう元気。

5時から活動開始、ほぼいつもどおり。

朝食はろくに食べないものの、自宅内では体力持て余し気味で参る。

お絵かき、シール貼りなどさせるもののイマイチ。

最終的には少し公園で遊ばせてしまった。

夕方から一気に娘の機嫌が悪くなってしまい、鼻水と咳。

やっぱり、日中元気→夜グズグズというのはあるある話なんだろうなあ。いや、公園が悪かったのかな……でも限界だったんだよ……。

 

鼻水吸引器でたくさん取れるのはうれしい。

私は洗濯機やルンバのくず受けをチェックするのも大好きだ。どうでもいいが、粉瘤の切開動画も好きである。

 

9月27日(水)預けたいけど預けられない、そして自己嫌悪

娘に悪いことをしたという罪悪感と、自分のことが何もできないというイライラと、そんなことでイライラしてしまっていること、娘第一になれないことへの自己嫌悪で、吐きそうだ。

 

9月28日(木)娘、耳鼻科デビュー

午前中は耳鼻科へ。

いよいよ次、というところで待合室にいらした方が倒れてしまい、1時間待機することに。こういうとき「ついてないな」と思ってしまう自分がつくづく嫌だ。ご家族が見えてご自身の足で歩かれていたのでよかった、と思うようにしたい。

 

診察は2~3分で終わった。中耳炎でないことがわかったのでよかった。

そしてその長い待機時間、娘は比較的静かに過ごせており、よくがんばってくれたと感謝ばかり。

もちろん、待てるようにいろいろ持っていった私がいちばん偉い。

(誰もほめてくれないので、自分だけは、ほめてあげなければ)

薬も処方されることなく、時間がいちばんの薬であるようす。

 

自宅で体力温存モードで過ごしたところ、昼食は自ら食べたいと言ってきて、水分もしっかり取り、昼寝もいびきや咳込み無しで2時間。

ずいぶん回復している。あとひと息だ。

 

夫は風邪が辛いらしい。

なぜ私はこんなに頑丈なんだ。

日々摂取しているサプリ類が効いていると信じている。

それにしても大人と喋りたい。

 

9月29日(金)K.D.パーク

娘、一時保育に再トライ。

症状が落ち着いていることから預かってもらえることになったが、預ける際に大泣き。

部屋を後にしながら、これは昼でお迎え連絡が来るだろうなあと想像する。

いつでも出動できるよう、保育園近くのガストで作業をすることに。

 

モーニングの牛丼セットがクーポンで安かったので、オーダー。

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とんでもない汁だくだった。これが朝仕様ということなのか、たまたまなのかは不明。いずれにせよ、大変おいしくいただく。

隣のおっさんはタブレットで注文後、厨房に出向いて「いま注文したんだけどさ、目玉焼きは両面焼きにしてほしいのよ。ソーセージはよく焼きね」とオプションオーダー。

タブレットが泣いている。厨房も泣いている。ウェルダン人間と命名。

 

久々にひとり(自宅は在宅勤務の夫がいる)になり、思いの外、作業がはかどる。

11時半ごろ、さあ呼び出しいつでも来いと構えていたが、結局正午まで連絡はなかった。峠を乗り越えたと察し、一時帰宅した。

 

心配なので15時に迎えに行く。

預ける際に私がぽろっと、「今週なにもできていないので預かってもらえてうれしい」とこぼしたからか、先生がかなり工夫して娘をなだめ、15時までもたせてくれたようだった。

子どものお世話をするだけで偉業なのに、こんな気遣いまで……。保育士さんたちはもっと報われるべきだ。ありがとう!!!

 

帰宅後、おかげさまで娘はなかなかご機嫌。

寝しなには読んでほしい絵本を次々に持ってくるのだが、「パーク、パーク」と言われどこのJ.Y.パークかと思ったら「かわいい!どうぶつパーク」という本のことを指していた。

いろいろと表現のしようがあるはずなのに、選ばれた部分が「パーク」なのがじわじわ面白く、これを書きながらもニヤニヤしてしまう。

 

9月30日(土)寂しい想いはさせたくない

午前中は夫のフリータイム(整体などに行く)。

娘の調子もだいぶ戻ってきたので支援センターのひろばに遊ばせに行きたいが、自治体が運営している施設というのもあり、熱はなくとも咳や鼻水の症状に対しては厳しく対応している印象がある。

つまり、はるばる30分かけて行っても入れない可能性がある。

それに私が元気な子の親なら、咳をしている子どもに来てほしくないと思ってしまう。

(ついでに書くと、よだれダラダラを拭かない親御さんにもあんまり来てほしくない)

 

というわけで近所の公園で過ごすことにする。

ただでさえアウトドアアクティビティは苦手なのだ。汚れるから。

(屋内で、風邪菌やらなんやらが巻き散らかされたフロアを歩くほうが汚いかもしれないと今思った)

そのうえ週末だったので、いろいろな年代の子ども、親子が集っており、歩けるようになって1か月も経っていない娘を遊ばせるには、なかなか気を使った。

本当は目の届く範囲で自由に遊ばせたい。

でも幼稚園児くらいの親御さんにしてみれば、1歳のおぼつかない足取りの子どもにはベタづきで世話していてほしいという想いもあるだろう。

……とか考えてしまうと、一挙手一投足を気にしなければ、という気持ちになってしまって、ただただ疲れた。

 

自転車暴走族(小学生)も走り回っており、これまた頭が痛い。

暴走族と表現したのは、その少年の自転車がやたらうるさいからである。

タイヤ部分に空きペットボトルを挟み、ブーーーーンという音を奏でるのだ。

とにかくずっと走っている。

いよいよ「うるせえな!」と喉元まで出かかったときに気づいたのだが、彼には友だちと遊んでいる様子がない。

同世代の子どもたちは友人同士で遊んでいるのに、暴走族はひとりである。

ほんのりとニヤつきながら、一心不乱に、公園内を縦横無尽に駆け巡っている。着ているTシャツはアルマーニだった。

私の乏しい想像力が描くストーリーなので信ぴょう性はほぼ無だが、「誰かに気にかけてほしい、寂しい」という気持ちの現れだとしたら……。

 

しかしいまの私によその子を気にかける余裕はない。目の前でいっぱいだ。

周囲の親子に迷惑をかけぬように目を光らせながら遊ばせる。

身体はそれほど使わないはずなのに、めちゃくちゃ疲れる。そしてうんざりする。

1時間ほど遊ばせ、まだまだ遊びたいと泣く娘を強引にベビーカーに乗せて連れ帰った。

 

昼食後、すぐに昼寝してしまった。

夫は昼を食べてきてくれるので、私も少し休憩。

録りためていた「ザ・ノンフィクション」のゲーム芸人フジタ回を観賞。

幼少期に自分を捨てた父親が認知症になり、その介護をしている芸人さん。

以前も放送されたのだが、好評だったのか撮影しやすかったのか、続編が最近放送されたのだ。

その父親の捨て方というのがえげつない。

フジタのクラスメイトの母親と恋仲になり、そっちに入り浸り、そっちの子どもだけをかわいがり、実の息子には月3万円を渡すだけでひとりぼっちにさせてしまう。

私だったら、認知症だろうがなんだろうが、その親はどうすればいちばん苦しい目に合ってくれるだろうかなんてことまで考えてしまうけれど、きちんと面倒を見ている彼の姿がとても切なく、応援してしまう。

父親は根っからのプレイボーイというか、その女性にゾッコン(令和でもこれ通じるの?)で、認知症が思いきり進んでいるというのに、彼女とのデートの日だけは忘れないし、彼女のために銀行から金を引き出そうとする。

フジタがどれだけ父親の安全を守ろうとしても、女性のためなら、あらゆる手を使って家を抜け出してしまう(でも結局たどり着けないので、捜索願い案件になってしまう)。

これが本当に観ていてきつい。そこまでして女かよと。

 

今回は独身のフジタの婚活模様も少し紹介されていたが、父親とは打って変わって、恋人、パートナーとしての女性とのコミュニケーション力はなかなかに乏しいと感じた。

(私がそれ言われたらイラっとするな、というマウンティング感を抱いた)

でもそれは彼が真面目に生きてきた……というか、なんとか必死で生き抜こうとした結果であるように思う。

女性とキャッキャウフフする余裕なんてなかったんだと思う。

 

夕方はインターナショナル保育園の見学へ。

見学申込みをした時点で資料が送られ、とんでもない金額だったのでもう通わせる気はゼロだったのだが、子どもがいる今でないとそんなところに潜入できないので、社会勉強として予定通り伺った次第である(先生方、忙しいのにごめんね)。

認可外保育園という区分になる。

いざ訪れてみたら雑居ビルの1階の小さな部屋であった。

限られた環境でとても工夫している様子は伺えたが、絵本はびりびり、オモチャもぼろぼろ、なんとなく清潔感に欠ける印象。

高いお金を出してこんな小さなところで過ごさせるくらいなら、英語なんて話せなくていいやと思ってしまった。

でも対応してくれた先生は素敵な方だった。

先生との電話やメールでのやりとりとか、評判とか、外観とか、いろいろと参考材料はあるけれど、どれかひとつだけを参考にしていてはだめだなと実感。

 

疲れたので夜は焼酎ロックをぐびぐび飲んだ。

 

10月1日(日)ダチョーン

午前中はガストでひとりタイム。

クーポンでまた牛丼を頼む。相変わらず汁だく、相変わらずおいしい。

マクドナルドのホットケーキに代表されるような「ラフなおいしさ(人によっては不味いと称す)」が私は好きだ。

 

買い出しをして帰宅、午後はウェビナーに参加。講師の口調がなかなかに高圧的で疲れた。私はわかりやすい優しさがほしい。

 

右足鼠径部に違和感を覚え、触るとしこりがあった。しこりの3文字にはたいてい良くない意味が込められている。調べてみて、可能性が高いのは「脱腸(鼠径ヘルニア)」であった。ダチョーン

万が一にも本当に鼠径ヘルニアだった場合、手術でしか治らないらしい。

出産前ならビビっていただろうが、陣痛の苦しみを乗り越えたいま、多少のことは怖くない。陣痛の何が苦しいって、うんこが出そうな感じがするところだよな。プライドとの戦いでもあった。

 

私は病院が好きなので、けっこうすぐに駆け込んでしまう。ほとんどの場合「なんともなってないですよ」の返答をもらうことになる。今回はどうなることやら。というか病院に行けるようにスケジュールを調整しないと。

 

巻爪も気になる。久々に痛くなった。これも病院に行きたくなる。

 

ひさびさに、ほぼ丸1日のあいだ夫と娘と離れて過ごしていた。めちゃくちゃデトックスされた。