母になっても言いたいことやまやまです

ブログ「言いたいことやまやまです」著者のやままが母になってからの日常を綴ります

2023年11月第2週/1歳9か月

 

11月6日(月)飛行機の上下揺れ対策

義実家から自宅に帰る。

フライト時間がちょうど雨と重なってしまい不安でたまらない。

船と飛行機の上下動が本当に怖く、飛行機が落ちそうという不安からくるものでもないし、乗り物酔いというわけでもないので対策のしようがない。

 

体験談ブログを読みまくり、使える対策といえば「いかにして飛行機との接地面を減らすか」と「自分も揺れることでごまかす」なのだという理解に至る。

背もたれに寄りかからず、足を地面から浮かす。かつ、ライブハウスさながらに、ご迷惑にならない範囲で自分も揺れる。

 

1歳8か月の娘は夫に任せ、私はいちおう酔い止めをフライト1時間前に飲み、飴を舐め、陽気なポッドキャストを聴き、ひたすらに(自分が)揺れた。

夫には恥ずかしい、そこまでのことではない、と止められたが、生き抜くためにはそうするよりほかなかったのである。

海外出張も多い夫からすれば「全然揺れてないよ」らしいが、飲み物提供が不可になったレベルではあった。

今度からは私は新幹線でゆっくり行かせてほしい。お金かかるけど……。

肝心の娘は空中でほぼ眠っていた。

 

帰宅したらすぐに娘のごはんの用意、おふろ対応、寝かしつけ。

眠った後に旅の片付けである。1日が早い。

 

11月7日(火)深夜、娘が泣き叫ぶ

深夜1時ごろに突然娘が泣き出し、抱っこ抱っこと言うので適当に抱いて背中をとんとん。

一向に泣き止まず、飲み物を飲ませたりするも駄目。

わがまま言うなよ、こっちはヘトヘトだよ……と対応を諦める。いずれ疲れて眠るだろうと思いきや、いつもとは違う強烈な泣き方になっていきギョッとする。

慌ててリビングに連れていってなだめようとするも、大泣きしながら背中で床を這いずり回り、頭を壁にぶつけてもモノともしない。エクソシスト?

顔色は正常だし発熱もない。だけど抱いても置いても泣き止まない。泣きすぎて咳き込んでも、えずいても、泣き止まない。30分以上経っても勢いが収まらない。

 

私の見立ては「便秘」であった。

彼女はずっと便秘女で、春からずっとマグネシウムを服用しているくらい。

それでも出ないときは座薬を入れるというルーティンができあがっている。

 

人生初の飛行機搭乗も含む義実家への帰省もあり、緊張でお腹の具合が悪くなっているのではないか。

現に、金曜から月曜日まで、おならのおまけのような微かな排便があっただけだ。その割によく食べている。

とりあえず座薬を入れてみようかと思ったのだが、あまりにも普段と様子が違うため、夫から病院に連絡してみてもいいのではとの提案。

 

ド深夜のため病院に電話はできない。

ひとまず「#8000」のこども医療相談電話ダイヤルにかけるも、「ただいま電話が大変混み合っています」とのこと。マジかよ!

 

娘の泣き方はまったく収まることがなく、この時点で1時間近く経っているので私も不安で震えてきてしまった。

便秘どころか、腸閉塞とか腸捻転とか、腸になにか起こってしまっているのではないか? 

あんなに話せる娘なのに、なにも会話が成立しなくなっている。

こわい、こわい、こわい。

 

半泣きで「#7119」の救急相談センターに電話することに。最初はまたつながらなくて涙が出そうになったが、震える手で再ダイヤル。

落ち着いた声の男性に繋がり、症状を時系列順に話していったところ、救急車を呼ぶものではなさそう。

 

ただし身体に何が起こっているのかわからないので、いきなり座薬を入れるのではなく、まずは病院に相談してみるとよいでしょうとのアドバイスで、自宅から行ける範囲の、救急対応をしている総合病院を案内された。

ちなみに案内されるときは自動音声になる。

病院名、住所、電話番号が読み上げられるため、住所はさておき、電話番号は大急ぎでメモしなければならない。

 

運のいいことに、すでに娘が診察券を持っている病院が含まれていたためすぐそこに電話。

症状を説明しているうちに横で娘の大泣きが収まり、少し笑顔も見られるように。

かと思うとまた泣いたり、止まったり、ということで、先方の判断は「波があるのはやっぱりお腹の具合によるものかもしれないので、まずは手持ちの座薬を使ってもらって、もし血便が出るなど、様子が変だったら再度連絡をください」。

 

電話を切ってすぐに座薬を入れ、排便まで40分ほど。

大泣きすることはなくなり、排便後はスッキリした様子が伺えたのでひと安心。

と同時に、最初の私の見立ては合っていたのかと思うと、ちょっとこう、母としての自信というか、そういうものも感じた。

 

寝不足状態で仕事をすることになった夫は悲運である。

私は私でいちおう小児科に娘を連れていき、1時間待ち。

待機時間、YouTube以上にアンパンマンミュージアムのリーフレットが大活躍だった。入場料(大人子ども一律1,800円)におののき、入り口で引き返したアンパンマンの館。

せめてものお土産にともらってきたリーフがこんなに活躍するのなら、あと数枚くらいもらえばよかった。

「ばいきんまんどこ?」「アンパンマンどこ?」と探させると間が持つ。そろそろ「ウォーリーを探せ」を提供するタイミングだろうか。

 

かかりつけ医も「便秘によるものだろう」との判断で、いつも飲んでいる薬を追加処方されるのみだった。安心。

あまり恐れずに座薬を使ってとのこと。

 

それから助産院に行き、最後の断乳状況チェック。

母乳の分泌はちゃんと止まっており、最後の最後、残っているものを絞り出して断乳完遂となった。

 

さらにその後は幼児教室へ。

帰り道に3COINSに寄ったら砂場セットがセールになっていたので、調子に乗って2つも購入してしまった。

なんというか、我々の「よく便秘に耐えたで賞」である。

 

疲れた。がんばった。家の中がめちゃくちゃだ。

 

11月8日(水)寝かしつけがつらい

娘を一時保育に託し、たまりまくりタスクをひたすら処理。

自宅では捗らなそうで、午前中は久々にルノアール。モーニングセットはいつだって最高。

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最近、娘の寝かしつけが本当に大変。全然寝ない。絵本をひたすら読まされ、ぬいぐるみ遊びに付き合うこと1時間ほど。

こちらが寝る(寝たフリ)と諦めて眠ってくれていたのに、最近は私が目を閉じると人差し指でまぶたを強制的に開けてくる。

「オハヨー」または「どしたー」の声掛けもついてくる。おはようはまだしも、どしたー、はどこで覚えてくるんだろう。

 

11月9日(木)ヌック管水腫完治、キャリアカウンセリング受ける

10月のヌック管水腫の切除手術後の経過チェックで病院へ。

子宮内膜症の合併はなく、大変順調に傷跡が治っているとのこと。

10月アタマに鼠径部にシコリを発見したときの衝撃からわずか1か月ですべてが済んでしまった。

 

出社中の夫が忘れ物をしたというので届けに行く。

道中でカメラロールの写真整理。往復80分くらい。

 

帰宅後、オンラインでキャリアカウンセラーさんとのセッション。

仕事は嫌い、できることなら働きたくない、という悩みを思い切って吐露。

 

話を整理してくれて「仕事が嫌いなわけではなく、絶対にゆずれないものがあるので、それを条件にして仕事を探さないと”お給料は我慢料”になってしまう」と理解できスッキリ。

 

私にとっての譲れないものは

  • 働き方に柔軟性があること(働く時間、場所)
  • 稼いだお金で自分に投資する時間を持つこと

の2点だった。

 

次回までに「年収いくらが必要で、何時間なら働けて、そうすると時給はいくらになるか」を明確にしておくことになった。

たしかに今まではぼんやりと「お金がないと好きなことができない」と不安がっているだけだったなあ。

収入、労働時間、自己投資時間。

ドラえもんの「いいとこ選択しボード」の世界……

 

11月10日(金)罪悪感に一利なし

午前中は雨のなか幼児教室へ。レインカバーをかけて移動することをそれほど億劫がらなくなっている自分がいる。

いや、面倒くさいことこの上ないのだけれど、抱っこで行くわけに行かず、まだ満足に歩くこともできないのならベビーカーしかない。

じゃあ仕方ないじゃん、という諦めがスムーズになっただけだ。

 

その後は娘のインフル予防接種2度目を受けて、自分の実家に帰省。

毎月通っている整体師さんのもとに行くため。

 

今週の日記は土曜に思い出しながらまとめて書いていて、いろいろ思ったことなどあったはずなのに忘れていて悲しい。

メモを取る余裕もなく、毎日が駆け抜けていくのを実感する。

 

私は毎日子どもといるとパンクしてしまう、というのを自覚して、意識的に一時保育やベビーシッターさんのお世話になっている。

それでもこうなので、基本的にはやっぱり「私は穀潰しだ」と思っている。

 

罪悪感を持たないようにしないと、この先の人生がきつい。

夫は今週も多忙の極みで、「今週は娘のことを手伝えない、ごめんね」などと声をかけてくれるのだけれど、私が罪悪感を持っているばかりに「なにさ忙しい自慢しちゃって」「私への当てつけで言っているのか?」「子育ては私の仕事なのに、忙しい自分が手伝っているという自己アピールか?」などと、夫が1ミリだって思っていないことを捏造してイライラしてしまう。

罪悪感がなければ「そうか、了解」だけで済むのに。不毛。

 

世間(主にXやヤフー知恵袋の民)に「働きもせず育児に専念してるわけでもなくゆとりあるくせにグダグダ言ってんじゃねえ!」と指さされても、罪悪感を持たない。

これはなによりがんばるべきこと。

 

11月11日(土)座薬の日

午前中は実家付近の児童館へ。来客なし、ひとりじめ状態。

午後は整体。

娘のお腹の具合が相変わらずいまいちなので、座薬使用。

11月11日だけど、ポッキーもヤンヤンつけボーも食べなかった。

 

11月12日(日)令和の子ども写真整理

娘とたえずずっといるのがしんどくなってしまい、両親に少し託して、その間に写真整理など。それだと結局、娘の姿を見ていることになるな……。

 

生まれたときからコツコツ、動画はMOV→MP4に変換して圧縮するなどしながら、わりとしっかり整理している。

それでもファイル数が多く、見返すときにイマイチだなあと思っていた。

 

ここ1週間くらいは、1日単位だったり、行った場所単位だったりで写真と動画をまとめ、編集して1本のデータにしている。

冒頭に日付と何をしているかの文字も入れる。

スキマ時間で済ませてしまいたいので、iPhoneアプリのみ使用(ちなみにVLLOというアプリを買い切り課金で愛用)。

 

この作業をしていると、フエルアルバムに写真を貼り付けながら、日付やひと言コメントを書き入れる昭和平成の母たちの姿と自分を重ねてしまう。

いつか面倒くさくなって、素敵なアルバムは写真屋がくれる富士フイルムの紙アルバムに変わってしまうんだろう。

さらにはそれも面倒になって、写真用投げ込み箱に入れっぱなしの日々がくるんだろう。

飽きるまでは、ひとまず、やるぞ。