- 2月12日(月・祝)シズラーで誕生会
- 2月13日(火)怪人ジブンデェ
- 2月14日(水)UT
- 2月15日(木)子ども家庭支援センターで私が泣く
- 2月16日(金)また支援センターで私が泣く
- 2月17日(土)エステに通っていた話
- 2月18日(日)高須院長&村西監督と知人になった気分になれるライフハック
2月12日(月・祝)シズラーで誕生会
両親とともに実家から帰宅しつつ、途中で夫と合流。
母も夫も娘も2月が誕生月のため、シズラーで誕生会をする。
昨年もシズラーだった。
1年経って同じ場所、娘の成長を改めて感じる。食べられるものが格段に増えた。
シズラーといえばサラダバーだが、ソフトクリームの食べ放題も見逃せない。
傍らにうず高く積まれたアイスクリームコーンをひとつもらい、娘に提供。
なかにカニカマを詰めて食べていた。私と気が合いそう。
昨年はバースデーケーキのろうそくの炎に大泣きしていたのに、今年は自ら吹き消そうとする。なんでもかんでもジブンデ!ジブンデ!
来年も来よう。来年から娘も有料民だ。(いまは無料)
2月13日(火)怪人ジブンデェ
また娘に咳と鼻水の症状が見られるため、午前中は耳鼻科へ。
大人の足で徒歩10分強の道のりを「歩く」というので、はじめてベビーカーなしで訪問することに。
鼻を吸ってもらい、喉を診てもらい、大泣きしたのち「がんばった……」と繰り返しながら診察室をあとにする。
めちゃくちゃにクールでGoogleMapの口コミにも散々「無愛想」と書かれている先生が「じゃあね、バイバイ」と娘に声をかけてくれて、私、至福。超レアシーン。
帰り道は「抱っこゥ」コールに困り果てながら、なんとか帰宅。
途中で買い物をしてしまった、かつ、ベビーカーがない状態での抱っこはきつい。というか、できない。
ベビーカー拒否の日が増えてきており、なかなかに悩ましい。
大急ぎで昼食、昼寝。
1時間ほどで叩き起こし、幼児教室へ。
さすがに徒歩では間に合わないので、手押しスクーターに乗ってもらう。
帰りは公園に行きたいと駄々をこねられ、連れて行くことに。
私、公園、本当に苦手。そもそも屋外で過ごすことが苦手。
危なっかしいから片時も目が離せず、楽しくない。ひたすらに神経が疲れる。
親はもっと子どものために犠牲になったほうがいい、というかそういう表現をしている時点でアウトなんだろうなあ。
「犠牲もなにも、子どもが喜ぶことをするのって嬉しくなりませんか!?」などと声をかけられようものなら、返す言葉がない。うれしくないと答えたら非国民どころか非人類感がある。
支援センターなどで過ごしてもらえると、スタッフの方もいるし「致命的な危険」との遭遇率が低くなるので、それだけでもこちらの疲労度が和らぐ。
スタッフさんと会話ができるのもいい。
よく「公園は人付き合いが面倒だから嫌い」といった声を聞くけれど、私が住む自治体は既知の友でもないかぎり、声はかけない文化である。
ちょっと言葉を交わすと気が紛れることもあるのに、それができない。だからなおさら、公園が嫌いだ。
寒くなってきても帰らないと泣き、帰宅したらしたで「ただちに食べ物を用意しろ」と言わんばかりに泣き、我が子はかなり難度低めなイヤイヤ期ガールだと思うけれど、私も親レベル低めなので、限界を迎えて泣いてしまった。
「うるせー!泣けばなんでも叶うと思ってんじゃねー!!」と言いながら泣いた。矛盾を孕んでいる。
しかし私を見て娘は泣くのを止め、近寄ってきて、少しハグしてくれた。
まだ小さい脳みそで精いっぱい考えた答えなのだと思うと、やはり愛おしい。
でもこっちだって心身が辛い。それとこれとは別問題なのだ。
かわいいから全回復!というルールにはなっていない。
寝かしつけの際も、希望する絵本を持って来いと泣くので、「そんなに読みたきゃ自分で持って来い!!ジブンデ!!!」とイライラ。
しかし電気を消したリビングルームのなかから、希望の絵本を本当に取ってくるのだからたいしたもんだ(手持ちのライトは渡したけど、それでミッションクリアするとは思わなんだ)。
すごい!と感動する気持ちはあれど、私の心身は相変わらずズタズタだ。
2月14日(水)UT
やっと一時保育の日。
虫歯ができてしまったので歯科に行く。本当に病院ばっかり。
その後、カウンセリング。
いつもなら1ヶ月間の「これは改善したい」というシーンをメモしておいて、それをもとに相談することが多いのだけれど、今回は悩む余裕もなかった。
疲れすぎていて相談する元気もわかず、なんということもないことを話した。
それでも気持ちが多少ラクになったのは、大人とまともに会話したからだと思う。
毎日子どもと向き合う日々で、夫も多忙となると、話し相手がいない。
全然関係のない話題だが、この時期になるとEテレの子ども番組は「卒業」という言葉がチラついている。
昨年は体操のお兄さんが卒業した。長らく歌のお兄さんを務めている花田ゆういちろうの動向が注目されまくっているわけだが、私はライトなおかいつ視聴層だというのも影響してか、「ゆういちろうはむしろ卒業後が楽しみすぎる」。
ゆういちろうは多彩だし変な男(だと思う)なので、Eテレのしがらみが全て取っ払われたとき、大リーグボール養成ギプスを取り外した星飛雄馬状態になるのではないか……。
卒業したら即刻、てぃ先生と母親ホイホイなデュオでも結成すればいいと思う。
ゆういちろうとてぃ先生だからデュオ名は「UT」だ。ユニクロも乗っかってこい。ケケちゃまをそれとなく意識したピンク色のTシャツを作ればいい。ETよろしく人差し指ポーズも決めればいい。アパレルに明るいのだから、「ゆってぃ」も乗っかってもらおう。
ほら、卒業すると楽しみいっぱいだ!
……と、こういう無駄話ができるひとときがあれば、多少は私の心身も回復するのかもしれない。生産性のない飲み会に行きたい。
2月15日(木)子ども家庭支援センターで私が泣く
午前中は子ども家庭支援センターのお誕生日イベント。
2月生まれの1歳2歳をお祝いした。
スタッフのみなさんが手遊びやレクリエーション、記念撮影、身体測定と手形取りをしてくれる。
レクリエーションまではよかったのだが、撮影以降は順番待ち。
その間も娘は自由に動き回り、なんなら記念撮影スポットを破壊しにかかり、私は静止するので精いっぱい。
撮影したい気持ちはあれど、娘の対応をすることに疲れてしまい、イベント部屋を後にして遊具がある広場で遊ばせることにした。
自分の気持ちがすごくトゲトゲしているのを感じる。ただひたすらにイライラしている。
感情ではなく「トゲトゲ、イライラ」だけで体内が満たされている感じがする。
とても苦しい。辛い。でもなにがどう辛いのかわからない。だけど目からは涙が出てくる。マスクをしていてよかった。
そこへスタッフの方が来てくれて、イベント部屋がいまなら貸切状態だから、撮影や身体測定をゆっくりやりませんかとのこと。
本当にありがたく、お言葉に甘えさせてもらうことにした。
せっかく誰もいない部屋なので、そのスタッフさんに少し話し相手にもなってもらった。
話し始めたとたんに涙が枯れ、一気に気持ちが軽くなる。
私はなにを辛いと感じているのか、自分の口から出てくる言葉を聞いて、「なるほど、そうだったのか」と思ったり。
そんな私が言うことには、
- 現在生理前で、気持ちが乱れやすい(心療内科に通院中)
- この時期はすごく神経過敏になり、被害妄想もする
- 今週は「娘を管理しなければならない」という義務感で脳みそがヒートアップしている
- 撮影会も、順番待ち中の娘を管理しなければならない義務感で心身が参ってしまった
- 耐えきれなくて遊戯室に行ってしまった
- 移動中や買い物中、公園等で遊ばせているときなどもこの感覚になっている
- 耐えきれなくて、パニック状態になって、娘を怒鳴ってしまう
- こうして話すことで、ガスが抜けていく気がする。普段は気軽に話せる人がいないのでうれしい
とのことだった。
本当に、少し話を聞いてもらっただけで気持ちが軽くなり、びっくり。
ひととおり撮影などしてもらい、再び遊戯室へ。
やんちゃな2歳双子(女児同士)のお母さんがいて、その育児スタイルがとてもいいなあと思った。
まず、「◯◯しちゃダメでしょ!」のような言葉がない。
子どもたちはおもちゃは散らかすしちゃぶ台の上に乗るし、なのだけど、そんなに目くじらを立てている様子がない。
周囲の方に謝られていることも多々なのだけど、へりくだっている感じや、悲壮感がまったくない。
子どもを追いかけることもない。スタッフさんの手を借りられる部分は悪びれずに自然に託している。
そしてなにより、たいてい笑っている。
私と来たら、それほどやんちゃでもない娘ひとりにベタ付きして、アレダメ、コレダメ、ご迷惑がかかるから云々……。
スタッフさんと話して元気になっているものだから、調子に乗ってついナンパ。
「お母さんほんと素敵です、ファンです」。
とにかく手を抜いているという話をしてくれた。双子ともなると、手のひとつでもふたつでも、抜かないことには生活が回らないだろう。
グズって泣かれているとき、すぐに対応できないので「ああ~泣いているなあ~」と思いながら、やらねばならないことをとりあえずやるとおっしゃっていた。
そうだよね、それでいいんだよね……。
午後は娘が希望する公園へ。
「手抜き」のアドバイスをヒントに、片耳にイヤホンを突っ込んでラジオを聴くことに。
娘、言葉は達者なものの、運動能力はいまいち。
滑り台は微妙に怖いらしく、うつ伏せで何度も滑っていた。
外の景色をまったく楽しめない滑り台、どこが楽しいんだろう。
しばらく遊んでいるうちに、本人から「おしまい、かえる」の言葉が。
まだ体力もそこまであるわけではないんだし、無理やり帰らせようとするくらいなら、本人が飽きるまで立ち会ってやってもいいのかもしれないなと思う。
おそらく、帰らせようとこちらが思いついた時刻と、本人が「もうかえる」と言い出す時刻の差は、長くても30分というところだろう。意外と10分かもしれない。
それでも帰宅後はまたイライラしてしまった。ごめんね。
2月16日(金)また支援センターで私が泣く
午前中は娘の英語教室。
終了後、ファミレスで昼食を食べ、ベビーカーに乗せて昼寝させるつもりが全然寝ない。
降りたい、歩きたいと泣く。
そうさせてやりたいのはやまやまだが、こちらの体力もなかなか厳しいものがある。
咳のし過ぎで肋骨が痛むようになってしまった。刺すような痛みではないものの、常に鈍痛。触るとこれまた痛い。
ファミレスで終始にわたり娘の動向をうかがいながら神経を尖らせていたせいもあって、またしても心のコップが満杯に。たぶん、お猪口くらいの容量しかない。
ひたすらベビーカーで歩いてなんとか眠らせ、ベローチェで休憩。
コーヒーフロートを飲んで元気を出そうとするも、どうにも気分転換できない。
そうこうしているうちに娘が起きる。
たぶんまた誰かと話さないとやばいと思い、いちばん近くにある支援センターに駆け込むことに。
到着すると気持ちが溢れてしまい、スタッフのかたからの「最近どうですか」という声かけに「もう私は子育てしたくない」と泣きついてしまった。
幸いいちばん長く通っているセンターだったのもあり、すぐにセンター長が別室に案内してくれ、1時間くらい付き合ってくれた。
その間、娘はスタッフのかたが遊んでくださったのですごく贅沢な時間に。
娘の泣き声がつらいこと、ダメダメ言ってしまう自分のスパルタ教育志向が嫌になること、子どもを自由にさせるスタイルにあこがれているのにできなくて悩んでいること、まあとにかく、たくさん話した。
「子どもを否定しない、自由でおおらかな育児」というのは難しいよね、という話に。
センター長自身の体験談も聞かせてくれた。ママ友たちと子連れでファミレスランチをしたとき、子どもたちが自由にドリンクバーを楽しんだり、席でややヤンチャに過ごすなか、ご自身のお嬢さんには「あなたは私の隣にいなさい」と厳しくしてしまったというもの。
そんなに目くじら立てる必要はなかったんじゃないか、娘だけ仲間はずれ状態でかわいそうなことをしてしまったんじゃないか、とそのときは悩んだらしい。
やっぱり私も、ドリンクバー等で遊ぶ子どもは「いい・悪い」とは別の次元で、「個人的に嫌い」である。
もし「こういう場では自由にさせるのが教育上よい」とレクチャーされたとしても、納得できない。共感できない。同じ場にいたら私もセンター長と同じ行動を取っていたと思う。
「教科書的な”良い”育児ができているか」ではなく、「自分が納得する育児」を、罪悪感なくできたらいい。
育児という呼称も嫌だよな、こちらがエライわけでもなんでもない。イメージとしては「共に育つ」→「共育」のほうがしっくり。
2月17日(土)エステに通っていた話
私の隠したい過去のひとつとして、会社を辞めたとき、ヤケッパチで会員制エステの回数券を購入してしまったというものがある。
33歳くらいまで会社勤めだったので、わりとおばさんになってからの失態なのが恥ずかしい。
ちまちま通っていたら回数を消化していないうちに妊娠してしまい、「授乳が終わったら再開してください」とのこと。
結局私は昨年10月に自分が手術を受けることになって、強制的に断乳するまでは授乳をずるずる続けていたのでこのエステのことなどすっかり忘れてしまっていた。
が、年末にメールボックスを整理しているところで「残り2回」であることを知らせるメールに遭遇。
消化しないままというわけにはいかない。いまの自宅からはそこそこ遠いのだが、がんばって行くことにした。
書けば書くほど恥ずかしいのだが、その店は「芸能美容」なるワードを推しまくっていて、エステティシャンは施術中に「女優さんがこぞって来店する」というトークを頻繁に繰り広げがちである。
なんならエステティシャンという言葉は使わず、そうした「プロの身体を創る者」としての矜持を込めて「デザイナー」という呼称である。
そしてオーナーを神格化しており、その偉業についても力説される。
初回訪問時(友人の紹介、という今思えば超絶に胡散臭いルート)に上記のような押しの強さに圧倒されつつも、スタッフ、否、店内を歩くデザイナー諸氏の体型や姿勢が全員もれなく美しかったことと、ビフォーアフターにけっこう感動してしまったことでヤケを起こしてしまったのだった。
以降、施術内容には満足しつつもデザイナーから展開されるトークに毎回辟易していた。
2年のブランクを経ての久々訪問。
部屋に案内されるやいなや、お休みされていた間にマシンがリニューアルされたんです!とiPadでプレゼンを受ける。
ジャパネットたかた感のあるテロップフォント。
これはあれですか、脂肪をより分解してくれるとか、そういうことですか、と聞いてみると、「とにかく、マシンがすごくなったんです!」とのこと。
薬機法に抵触しそうな表現についてはそれとなくかわすように、トークマニュアルがあるのかなあ。
「女優さんがよく来る」のトークの流れから、担当デザイナーさんがおすすめの映画を熱く紹介してくれた。
映画はけっこう好きだと言いながら、「ラララランド」と数回言っていたので怪しい(”ラ”が1回多い)。
終始、私になにか恨みでもあるのかというくらい痛かったけれど、終わってみれば整体に行ったような快適さ。
あの独特のトークさえなければ、割と好きな場所だったかもしれない。
久々に「THE 自分のための時間」という感じだったのもよかった。
2月18日(日)高須院長&村西監督と知人になった気分になれるライフハック
肋骨がいよいよ本当に痛くなってきた。常時痛い。
午前中は夫が娘と遊んでくれたので、その間に各所掃除、ずっと気になっていた娘のお気に入りぬいぐるみたちの手洗い。昼食準備。
ランチ後に昼寝させ、いろいろしたはずが記憶がない。
娘が起きたのち、家族全員でライフに買い出し。娘の徒歩に付き合う。
夜の寝かしつけは1時間半コースだった。しぶとい。
とにかくいろんな記憶がない。
先日、高須クリニックの高須院長と村西とおる氏が「松ちゃん負けるな、がんばれ」の趣旨でタッグを組んだとXに投稿していた。
その2ショットの絵力というか、おっさんたちのパワーを感じ、なんとなく「元気がなくなったら見つめてみよう」と思ってカメラロールに保存したのである。
そんなことをしたのも忘れ、娘の写真を整理しようとカメラロールを開いたら、前述の2ショット写真がごく自然に紛れ込んでいたのでギョッとした。
さながら、私は2人の知人であり、彼らと会食したときに撮った写真かのようだった。
なんだかこの世のいろいろなことが馬鹿馬鹿しくなるので、ふとしたときに見返したい。